人はエレンタールのみで生きるのではない

ドクター(博士)だけどドクター(医師)ではないクローン病患者の日記、思うこと

ゆったりとした日々

2009年03月01日 16時46分12秒 | 日々の雑記

博士号も後は学位授与式を待つだけだし、就職も一応決まったということで、今は非常にゆったりとした日々を送っている。自分の趣味は音楽鑑賞なので、最近は特にお気に入りの歌手、モリッシーのニューアルバム「Years of Refusal」を繰り返して聴いている。もうすぐ50歳を迎えるとは思えない圧倒的な声量、そして独特の歌詞、最高です(こんな人と友達になったら大変だろうけどね、遠くから見てるから楽しめるんだろうな、なぜか自分が惹かれる音楽家や作家は絶対に友達にはなりたくない人が多い)。ちなみにgooIDの「southpawgrammar」はモリッシーのアルバム名から取ってたりします(ID取得時にたまたまモリッシーのアルバム「Southpaw Grammar」を聴いていた、ID自体に特に意味はありません)。後、ブログタイトルの「人はエレンタールのみで生きるのではない」というのは、聖書の「人はパンのみで生きるのではない」という有名な言葉からもじってつけてたりします(僕自身はクリスチャンではなく不可知論者なんですけどね、聖書はたまに読みます)。「人はエレンタールのみで生きるのではない」というタイトルはダブルミーニングで、一つはエレンタールに頼らない新たな薬が出来るかもしれないって希望を込めたタイトルで、もう一つはクローン病患者の多くは食事制限があり、エレンタールに頼らざるを得ない状態にあるけど、何も人生は食べることだけが幸せじゃないよってことを伝えるためのタイトルだったりする。考えようには不幸があるからこそ幸せもある。不幸と幸せを繰り返しつつ人間は成長する。モリッシー風に言わせれば「That's how people grow up」ってことでしょうね。 


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