SILVER SURFER BLOG

管理人はアクションフィギュアコレクターからプラモデラーへ転身しました。

光文社ゲッツ!

2005-05-19 11:03:15 | シルバーサーファー方面
やっと捕獲できました。
光文社の「シルバーサーファー2」
発行1979年。かなりの年代ものです。
大きさが日本のコミックサイズ。
ざっと見ますと、シルバーサーファーの
コミックをピックアップして翻訳されています。

まず注目しなければいけないのは
この方。「小野耕世」
監修と翻訳をしています。
現在は映画評論家で活躍されているようですが
当時発売された「スパイダーマン」「ファンタスティックフォー」
「キャプテンアメリカ」「マイティソー」「ハルク」
全部翻訳しております。
あの「バットマンになりたい」も書いていますね。
当時アメコミを翻訳して日本に広めた唯一の人でしょう。
どうやら手塚治虫先生とも仲が良かったようです。

肝心のシルバーサーファー2の内容はと言いますと、
全5話収録でなんとスパイディとヒューマントーチの対決の
話も掲載されています。

非常に残念なのがはじめの16ページは
カラーなんですがあとはモノクロなんです。

やはり読むには第1巻からと思い、
探すまで読まないようにしました。

巻末に小野耕世氏のコメントが書いてあり
一番最後にこんな事が。。。

ジョン・カーペンターの大学卒業作品の
「ダーク・スター」の最後のシーンで
爆発した宇宙船の破片が飛び交う中、
脱出したクルーが宇宙服すがたでハシゴに乗って
下方の惑星に向かったシーン、それが
当時シルバーサーファーに似ていると話題になったそうです。

そして小野耕世氏はシルバーサーファーが映画に
ならないものかと思ったそうです。

そして。
最後にこう書かれていました。

先日(1979年8月6日)サンディエゴのコミックス大会に
参加した帰りにロサンぜルスでマーベルのスタン・リー
逢いそのことを確かめたところ、彼はまず、テレビ化を
考えていると言ったそうです。

小野耕世氏はスタン・リーともお友達のようです。
日本のアメコミ・オヤジだ~!