有栖川有栖 創作塾

7/13の創作塾

いよいよ本格的に夏を向かえました。
世間は蒸し暑い熱気に包まれています。

しかし!
ここ大阪市中央区北久宝寺町にある教室の熱気は、さらにすごい!

冷房が壊れているわけではありませんよ。

とうとう有栖川有栖創作塾第8期がスタートしたのであります!



今期は13名の塾生さんが参加。
継続組もたくさんいて、第一回目の講義から和気藹々とした雰囲気です。

みなさん、とてもフレンドリーな方々ですので、新規塾生さんもすぐに慣れると思います。



まずは第一回恒例の自己紹介から。
継続組の塾生さんたちも、最近の近況などを話していきます。

そのなかで塾生Mさんが、

阿刀田高選『つくづく奇妙にこわい話―寄せられた「体験」』(光文社文庫)

で優秀作に選ばれたとの報告が。
もう書店に並んでいるのだそうです。

こちらからでもお買い求めいただけます。

この報告には塾生さんも一同大喜び。
仲間の成果を素直に喜べるって、いい関係ですよね。
そしてそれをバネに、自分もがんばろうとする。
青春です。



さて、自己紹介は続きます。
画像右のG・Tさんは作劇塾にも通っていまして、そこの落語サークル「へたなら寄席」にも在籍しています。

へなたら寄席とは、作劇塾の一部塾生を中心に落語を演じる素人落語集団です。
定期的にワッハ上方で公演を行なっており、G・Tさんはなんとそこで噺家として出演しているのだとか。

画像左のU・Tさんは、「実は、この間見てきましたよ。『へたなら寄席』を。もちろんG・Tさんの落語も聞かせていただきました」と言ってニヤリ。

G・Tさんもそれに気づかなかったようで、少し気恥ずかしそうにしていました。



すると有栖川塾長、


「落語を書いたりするだけでなく、そんなことまでしているんでしたね。恐るべき男ですね」


確かに恐るべき人です。
いろんなことに興味をもつのは、とてもいいことだと思います。



そんな感じで自己紹介は進んでいきました。
上の画像は、次回授業時に合評する作品の準備をしているところです。



今回は第8期の初回授業ということで、合評はせずに有栖川塾長の講義形式で進行していきました。

「エンターテイメント小説とはなにか?」
「書きたい(書ける)作品と、読みたい作品の違いとは?」

という2本の柱を中心に、有栖川塾長ならではの哲学(オレ流とおっしゃっていました)が語られます。



一言一句、聞き漏らさないように耳を傾ける塾生さんたち。
有栖川塾長のような現役作家が、こうして教鞭を執ってくださる機会なんて他ではあまりないので、しっかり脳内にインプットしていきましょう。



授業が終わったあと、プリントに何かを書いている塾生さん。
何を書いているのかと言いますと・・・



上の画像では分かりづらいかもしれませんが、初回授業時には全塾生に自己紹介用のアンケートを書いてもらうようにしています。
それは次の授業時にコピーして、全員に配ります。

もちろん新規塾生に、他の塾生がどんな人なのかを覚えてもらうためもありますが、継続組の人たちは以前のアンケートに比べて自分はどう変ったのかを、一目瞭然にするための効果もあります。

創作活動を続けるにしてもコミュニケーションは必要。
この創作塾なら、毎回楽しく講義が行なわれています。
そして現役作家が語る、他では絶対に聞けない濃い話も飛び出します。


それが、有栖川有栖創作塾。

第8期もよろしくお願いします。
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