スタッフの中村です。
第53期創作塾、先生、ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした!
今期は久々に教室での開催ということで、すっかり慣れてしまったオンラインとはまた違う魅力もあったりで良かったですね!
毎回皆さん、様々な差し入れを持ってきてくれるのでおやつには困りませんでした 笑
最後の講義も先生は差し入れたちに囲まれておりました。
毎期最後の講義は先生からの書き出しで2000字程度の短編を書いていただきます。
今回の書き出しは、
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年越しそばを食べながら除夜の鐘を聞いていた。
そこで今年最大の事件が起きるとは。
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年末年始を挟むこともあり、それらしい書き出しです。
合評を始める前に先生がおっしゃっておりました。
「書き出しからすぐに事件が起こる作品が少なかったですね」
普段長い作品を書き慣れている皆さんですから、事件が起こる前のエピソードを盛り込んでから、、
という思考になったのかも知れませんね。
2000字と短いですから、すぐに事件が起こって物語を創り締めくくるというのがこの文字数での戦い方なのかなと、先生の話を聞いていて思いました。
今回もたくさんの個性的な作品を読めて楽しかったですね!
こうして第53期は終了となりましたが、ご参加いただいた皆さんいかがだったでしょうか?
最初は「有栖川有栖」を目の前にして緊張気味だった方もいたでしょうけど、徐々に打ち解け楽しく過ごしていただいたと思います。
雰囲気は楽しく、作品には少々厳しくという創作塾らしい期となりました。
ここから数万人、数十万人を楽しませる作品が生まれること願っています。
引き続き頑張ってください!