１９３４年 ９１分 監督 ゲツァ・フォン・ボルヴァリー
出演者 ヴォルフガング・リーベンアイナー、リヒャルト・ロマノフスキー、ハンナ・ヴァーグ、シビル・シュミッツ
激動のワルシャワから芸術の都パリへ・・・。
ピアノの詩人と呼ばれたショパンの若き日を描いた作品です。
２０１０年にショパン生誕２００年を記念して全国で随時、上映されました。
岡山ではスクリーン・オペラを見る会によって、２０１０年１２月１７日に上映され、２０１１年４月２３日にも上映される予定です。
ショパンを演じているヴォルフガング・リーベンアイナーは、のちに監督として「菩提樹」「続・菩提樹」「朝な夕なに」を作っています。
１９３５年に日本で公開されたのは、俳優のみ入れ替えて作られたフランス語版だったそうです。
劇中にはショパンの名曲が数多く流れ、エチュード第３番ホ長調はメインのテーマ曲として使われ、、この映画以来、日本では「別れの曲」と呼ばれるようになったそうです。
劇中で使われるショパンの作品
♪エチュード「別れの曲」Op.10-3
♪エチュード「革命」Op.10-12
♪エチュード「木枯らし」Op.25-11
♪ワルツ No.1「華麗なる大円舞曲」Op.18
♪ワルツ No.3「華麗なる円舞曲」Op.34-2
♪ワルツ No.5「大円舞曲」Op.42
♪ワルツ No.6「小犬のワルツ」Op.64-１
♪ワルツ No.7 Op.64-2
♪ワルツ No.9「別れのワルツ」Op.69-１
♪ワルツ No.13 Op.70-3
♪ワルツ No.14 （遺作）
♪マズルカ No.5 Op.7-1
♪マズルカ No.24 Op.33-3
♪ポロネーズ No.6「英雄」Op.53
（Abschiedswalzer）
