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謹賀新年

2024-01-01 12:22:44 | 日記

【緊急署名】クマを指定管理鳥獣にせず、人とクマが遭遇しない対策をお願いします。

日本熊森協会宮城県支部会員として、自分は署名しました。
北海道東北知事会からのクマ類の管理及び被害防止対策への支援に係る緊急要望への、
伊藤環境大臣のFacebook11月13日投稿に対し、「クマ指定管理鳥獣については個人的に反対です」とコメントもしました。
 
前提として、人に危害を加えたクマ駆除はやむを得ないと思います。
実際に家の廻り・犬の散歩コース・山の現場など行く先々でクマが出没しているので、他人事ではありません。
2023年のクマ報道は視聴率が取れるからなのか異常な偏向報道であり、その流れで「クマ指定管理鳥獣」は疑問です。
クマ問題が懸念されたのは10年以上前で、宮城県内では平成28年が目撃・人的被害が特に多い年でした。
 
環境省「クマ類の出没対応マニュアル」に、クマの出没を抑制し被害を軽減する取組・注意喚起などありますが、
行政は十分に活用できておらず、熊出没が多い地域においては人的な要因である誘引物排除や田畑への鳥獣防護柵等の実施、
不用意な入山等に対して、県民への意識付けなども不十分だったと思います。
 
その他にクマ出没の要因になっていることとして、宮城県 特定鳥獣保護管理計画検討 評価委員会 ツキノワグマ 部会資料では、
有害捕獲でイノシシをくくり罠へ誘引するための米糠等の撒き餌が、クマを誘引してると明記されています。
それが原因で、令和3年度ではクマ捕獲149頭のうち錯誤捕獲が108頭にもなります。
かなり問題で、委員会では県に対し放獣対策も並行して検討すべきであるとしています。
 
個人的に腑に落ちない事は、狩猟期間前の2023年11月13日に、宮城県大和町内の鳥獣保護区内において、
有害捕獲申請も罠設置申請もしていないにもかかわらず、錯誤捕獲した子熊を母熊と兄弟熊が見守る中で駆除した件です。
自宅の畑を荒らすタヌキ・イタチを捕獲するために仕掛けたらしいのですが、子熊が錯誤捕獲されてしまいました。
鳥獣保護管理法違反の疑いがあるので、すぐに大和町・宮城県・環境省にメールで確認していますが、
宮城県自然保護課野生生物保護班の担当の方からは、地方分権一括法があり、この件については何も言えないので、
大和町に文書開示請求をするように回答があり、現在手続き中です。
 
国と環境省は、各都道府県・市町村がよりクマの出没を抑制し被害を軽減する取組への対応が十分にできるように支援し、
対応範囲も農業林業被害等の他に、個人の柿の木伐採まで支援を広げて頂きたい。人とクマの共生の為に、
一人一人がはクマを引き付けない努力をして頂ければ、「クマ指定管理鳥獣」は必要ないと思います。
 
 


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