……ふくこい初日。夕食に、カレーを食べに行ったときのこと。
……天神の親富孝通りに、あたらしくインドカレーの老舗が出店した…というので、18時の開店と同時に、入ってみた。
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……そこは、狭いbar風の店内で、インド人らしい店長が、一人で客待ちされていた。
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“注文をどうぞ”、というので、いつもの伝でチキンマサラカレー、辛口の5倍を選んでみたのだが、店長ひとこと、“…(5倍?)辛いよ”という。
辛いのは好きだったので、“いいよ”と答え、そのまま頼んだのだが………。
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………来たのが、これ。
…………ひとくち、“……………辛いっ!!!”
……舌が、焼けついた。……食べると、内臓がしびれるようだ。
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……身の危険を、感じるレベル。
………………汗が、吹き出してくる。
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……ふだん食べつけているネパール人が経営するカレー屋の、激辛20倍、、いや40倍ぐらいの辛さに相当した。
(………おそらく、日本人の99.9%は、これは、食えないんじゃないだろうか。。。)
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……こちらを見ていた店長が、だから言わんこっちゃない、、といった表情で、“辛いでしょ”といった。
“………これは、辛いね”
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……インド人は、いつもこれくらいの辛さで食べているらしい。
……知らずに注文した自分が悪いし、食べ物にも失礼なので、どーにかこーにか、ぜんぶ食いきったが。。(笑)
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……自分が、“ネパールの店は、とてもこんな辛くないよ”といったら、店長は不機嫌そうに、“……ネパール人は、ウソつきだ!”と吐き捨てた。
……スパイスをけちるため、辛さをごまかしている、、、というのだ。
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……そして、こちらを睨み付けながら、“このカレーと、(ネパールのと)、どっちがウソですか!?”と。。。
(…………こっちとしては、オニ辛いカレーをむりやり食べながら、“……これは、なんの罰ゲームだ?!”と思ったけれども;;;笑)
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……しかし、ネパール人のかたが、日本人むけに辛さをマイルドに変えるのが、ウソつきになるとは、自分には、どうしても思えなかった。
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(:翌日、すぐ近くにあるネパールカレー屋の《クマリ》で食べなおした、ランチセット:)
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客商売である以上、お客のニーズに合わせるのが当然。
国ではそうであるにせよ、そのやり方を変えない、、というのは、(……そういう商売の仕方もあるのかもしれないが)、自分に言わせれば、それは、不親切というもんだ。
(………しかし、さすがに、ここでそれを言っても始まらない……)
……自分は言葉につまりながら、だまって、ひたすらオニ辛いカレーを食っていた。
(……問題は、カレーの辛さだけでなく、ナンやチキンまでも、お世辞にも美味いとは言えなかったことだ。。!Σ(×_×;)!
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……チキンはガチガチのパサパサで、ただ塩辛いだけ!ナンもバターやミルクをぜんぜん使っていないのか、味気も、なにもない!!
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……少しは、日本人の舌に対するリサーチをするべきだ、と思った(×_×;)
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………帰りがけ、自分がきれいに完食しているのをみて、“……辛いと言いながら、きれいに食べてるじゃない”と言われたので、“……それくらいは、食えるよ(笑)”と、笑って言って別れた。
(……………しょうじき、キツかったけど;(笑)