プロ家庭教師 俵屋の日記

気になること あれこれ

教科書なんかの話

2019年03月17日 | お勉強
その日は中学生の教え子に数学の授業をしていて
学校から配布された問題集を使っていたのですが

標本調査の問題
「ある会社では、インターネットを使って、内閣支持率の調査を行いました。
 この調査は標本調査として適当ではありません。標本調査として適当でないわけを説明しなさい。」
その模範解答
 「インターネットをしている人から標本を取り出しているから、無作為に抽出しているとはいえないから。」

うーん、今現在のインターネットってそんな特別なものなんでしょうかねえ。

どこの出版社や、と思って確認してみたら、
各教科の教科書を出しているかなり大手の出版社なのですが
そういえばつい最近「ネット」で社会の教科書の問題ありの箇所が話題になっていたりする出版社でした。


ついでにこの教え子の英語の教科書の出版社もここなのですが
なぜか英語を使うときにも日本人は姓→名の順で名乗れ、と教えているのですね。
私が中学生だったときも同じ出版社で、普通に英語のルール通りに名→姓でしたが


さらにこの間、小学生の教え子に家庭科の問題を作ったのですが
問題のもとにした教科書がここの出版社のもので、ご飯の炊き方の手順のところで
「米をあらう
と教えていました。

もちろん私の問題では正しく「
とぐ」としましたが‥

万が一を考慮して教え子には、正しくは「米を研ぐ」だけど、
教科書通りに答えないとダメっていう先生なら「あらう」って答えなよとレクチャーをして



そういえば竹田先生の歴史の教科書は教科書審議会に通ったのでしょうか。
通らなかったら一般で発売すると仰っていたのでどちらにしても読めるのですが
ぜひ通って使う学校が増えて欲しいですね。



追記
投稿してから調べたら、竹田先生の教科書は不合格だったようですね。
残念です。

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