海外医療情報センター

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ナイジェリア、ベナン―ラッサ熱

2016-03-08 15:59:04 | 日記

2016年2月26日付けで公表された外務省の渡航情報によると、ナイジェリア及びベナンで、ラッサ熱が流行しています。ナイジェリアでは、疑い患者を含むラッサ熱患者194人が報告され、116例が死亡しています。
また、ベナンでは、疑い患者を含むラッサ熱患者75人が報告され、28例が死亡しています。ベナンでは、2016年1月28日に「ラッサ熱流行宣言」が発出されています。
ラッサ熱は、 ラッサウイルスにより起こるウイルス性の出血性疾患です。中央及び西アフリカを中心に毎年多くの感染者が発生しています。ラッサ熱の大部分は、農村地域の家屋周辺に生息するネズミの尿や糞から皮膚の傷や粘膜面を介して、または、ホコリに混じったウイルスを吸入して人に感染します。突然の発熱・頭痛・咽頭痛が主な症状です。重症化すると、吐血や下血などの出血症状が出現し、高率で死亡します。予防のためのワクチンはありません。旅行者がラッサ熱に感染するリスクは非常に低いですが、げっ歯類との接触が頻繁にみられる可能性がある人、田舎で余暇を過ごす人、職業的な活動をする人などは注意が必要です。
げっ歯類は尿や便中にウイルスを排泄しますので、地域感染症としてラッサ熱のある国への旅行者は、げっ歯類に触ったり、近づいたりしないようにしましょう。
また、現地を訪れた方で、発熱や頭痛・咽頭痛などの症状がみられる場合には、速やかに現地の医療機関を受診してください。
滞在後およそ3週間程度までに同様の症状がある場合には、最寄りの検疫所(健康相談室)に相談してください。また、ナイジェリア及びベナンへ渡航、滞在される方は、今後の情報に注意してください。

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