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大阪・京橋 カンタービレ声楽教室のブログ

レッスンの話題を中心に書いています。

カンタービレ声楽教室 声楽発表会2018

2018年01月26日 | 発表会
マニフィカ カンタービレ声楽教室



発表会まで一か月を切りました。

平成30年2月17日(土)パルおおさかのプチ・エルにて発表会を行います。

開演15時を予定しています。(開場は14時50分)

昨年9月末よりこの日を目指して、生徒の皆さんは準備をして参りました。

ご都合よい方にはぜひお越し頂ければと思います!





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発表会の演奏曲紹介②

2018年01月25日 | 発表会
マニフィカ カンタービレ声楽教室



①オペラ「Don Paspuale(ドンパスクワーレ)」より 「Quel guardo il cavaliere(あの目に騎士は)」

これを歌うのはノリーナという女性ですが、彼女のキャラクターを良く表した一曲です。

大まかに言ってしまうと「恋愛のことならお手の物よ♪」という内容の歌詞で、おちょけで遊び心があって、オペラというとじめっとしたものがまずは頭に浮かびがちかと思いますが、この曲は軽やかでカラっとしています。

メロディーの軽快さから彼女が笑顔で相手を振り回したり手玉に取ってしまう様子が想像できますが、実際そういう内容のオペラで、このアリアの場面はドンパスクワーレに対して一計を講じる前で「ふっふっふ、やっちゃうわよ~」というこれから巻き起こすことに対してのウキウキも表れていると思います。



②オペラ「後宮からの誘拐(逃走)」より 「Durch Zärtlichkeit und Schmeicheln(やさしくしたり、ご機嫌とったり)」

このオペラには二人のソプラノがいますが、この曲を歌うブロンデは人間臭くてとても面白みを個人的に感じます。(もう一人のコンスタンツェは簡単にいうと貞淑・堅い人という印象です。)

このシーンはブロンデに下心を持つオスミンと言い合うというものですが、彼女は女奴隷の立場にも関わらず「女の子はもっと優しく扱うものやねんで、いじわるな男はすぐにポイやで」と歌い、相手に対しては「私を好きにしようと思ってもできないわよ!」という感じに思っています。

ちなみにこの歌の後、二人の言い争いの二重唱に繋がっていきますが、喧嘩なのに二人が生き生きととても面白く描かれています。



③オペラ「アンナボレーナ」より 「Al dolce guidami castel natio(私の生まれたあのお城)」

好きな相手がいたのに王に嫁いだ、それなのに王に新たに好きな相手ができたので、邪魔になったアンナボレーナは王の策略によって嵌められ、好きな相手や兄と共に死罪に追い詰められるというのがあらすじです。

この曲は終幕に歌われますが、アンナはあまりの状況に錯乱し、過去を歌いながら今の状況を後悔し嘆きます。

曲終盤のアリアの「過ぎ去った美しい日を返して下さい」という歌詞は思い出の美しさを表すかのようなメロディーと共に一層の悲しみを誘います。






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発表会の演奏曲紹介

2018年01月11日 | 発表会
マニフィカ カンタービレ声楽教室



発表会の演奏曲を今日は少しご紹介をしたいと思います。

発表会では16曲が演奏される予定となっています。

今回はその中から2曲をご紹介します。



Amarilli(アマリッリ) Caccini作曲

Lasciar d'amarti(あなたへの愛を捨てることは) Gasparini作曲



こちらの二曲と言えば、私などは高校時代に練習したことを思い出します。

Lasciar d'amartiは大学受験の課題曲によく使われるなど学生さん達にもよく歌われる曲ですが、発表会ではこれらの曲を大人の皆さんが歌う訳で、そこが見どころ(聴きどころ)だなと個人的には思っています。

雑ではありますが内容をご説明しますと、Amarilliは「愛しています。この愛を信じて下さい。」、Lasciar d'amartiは「どんなに苦しくてもあなたを愛さずにはいられない」といった感じでしょうか。

曲調によって同じような歌詞でもこの作曲家はこう感じるんだな、などこちら側にも想像させる世界が一つ一つ違うのが面白いところだと思いますが、そこに更に歌手一人一人の見解が加わる訳で、これらの恋や愛の歌がどのように表現されるのか、大変興味深いです。

…生徒さんにとってはハードルを上げてますかね、この解説(汗)






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発表会に向けて

2017年12月08日 | 発表会
マニフィカ カンタービレ声楽教室



ここのところとても寒くなってきましたね。

発表会の演奏曲については、どの生徒さんも熱心に練習して下さっているのがレッスンをしていても大変伝わってきます。

全曲は難しいかもしれませんが、発表会で演奏される曲をこちらでも少し紹介ができればいいなと思っています。

ちなみに発表会の最後は演奏者全員で歌うことにしました。

楽しく最後を飾れるといいなとわくわくしています。(^^)

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発表会

2017年10月06日 | 発表会
マニフィカ カンタービレ声楽教室



9月に書いた文章が下書き扱いになっていて少々がっくりきているところです(苦笑)

さて、10月に突入し、毎年毎年そこここで言っていますが、もう10月です。一年が過ぎるのが速い!

1分の重みが随分と変わってしまったものだなーと思いますが、時間が過ぎるのがとにかく速い。

なんてことを考えていたら、カンタービレ声楽教室も出産のときにお休みしていた時期も含めますが、来年で10年を迎えることになりました。

こうして一年一年を重ねていけるのは、全て生徒の皆さんのお陰です。



振り返りますと、最初の頃は情熱こそは今と変わらずにありましたが(むしろ以前は迷惑なくらいに暑苦し過ぎて途中でもっと冷静にならないといけないと反省したくらいありました・苦笑)、至らないことが山ほどありました。

その時の私にはそれが最善だったけど、今思えば「こうしていればよかったな」、なんて思うことは指を折ってあれもこれもと言えるくらいにはあります。

でもそうした一つ一つは私にたくさんの影響を与えてくれましたし、新しい発見も授けてくれました。

教えるという仕事をしているのは私ですが、今日の私に育てて下さったのは皆さんであると思っています。

私に関わって下さった皆さまに心から感謝致します。有難うございます!

また次の10年も自分の歌に関する技術や伝える技術を高めて、それでもって皆さんへお返しをしていける自分でいたいと思います。

そうできれば最高だなー!

今後ともどうぞよろしくお願いします!



発表会のことを書こうと思ったのに随分と前置きが長くなりました。

10年目の来年2月に発表会を開くことになりました。

今は生徒の皆さんと発表会用に選曲したり、練習をし始めたりといったところです。

目標があるというだけで、今日は声が違う、なんてこともあったりで、すでに発表会効果がでていて私は大変うれしく思っています。

今ある実力が発揮できる曲であったり、ちょっと背伸びの曲だったり、今から発表会が楽しみです。

また詳細等決まりましたら、こちらでもお知らせしますので、ご関心がおありの方、是非お越しくださいね♪



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