第四部のポンプが更新されました。
部員が引き取りに来る時に説明を伺ったので、忘れないように覚書です。
・空冷2サイクルエンジンです。
簡易的なラジエターはありますが、基本的には動かしている水で冷却しています。
クーラントは1~2年で交換してください。
足りない時は脇のネジの高さまで補充してください。
少し多目でもかまいません。
(筒状のマフラーの上の金属板がラジエターです。中にスパークプラグもあります)
(黒いホースの上のネジがクーラントの量の目安です)
・燃料はガソリンのみです。混合油ではありません。
オイルは分離給油式なので2サイクルオイルをタンクに補給してください。
・真空ポンプはオイルレスで油が要りません。メンテナンスフリーです。
真空ポンプの排水は、水だけです。めったにオイルは混じりません。
・スパークプラグはかぶったら一度はずしてください。
・ガソリンというものは腐るものなので、少しずつ入れ替わるようにしてください。
これは、キャブレター仕様です。
月に一度くらいは始動してください。空回しでも5分くらいは大丈夫です。
ボタンを押すとドレンにガソリンを落とす事ができます。
(燃料コックの脇のボタンを押すと下の筒にガソリンを排出できます)
・オートチョークです。形状記憶合金のバイメタルで調整しています。
・ティクラーはあります。寒い日などは使用して混合比を調整する事ができます。
かぶらない程度に使ってください。
・始動の前に必ず放水レバーとドレンコックとナイスバルブの3箇所のバルブが閉まっていることを確認してください。
・始動順には番号がふってあります。
①燃料コックを開ける。
②スロットルを「始動」の位置にする。
③始動スイッチをひねる。(始動する)
④バッテリーが弱いなどで始動しない場合は、紐を引っ張るリコイルスターターもある。
⑤真空ポンプで水を吸う。
⑥放水レバーを引く。(水が出る)
・アラームランプが3っあります。
燃料とオイルとクーラントです。
燃料は無くなれば止まります。センサーはありません。
オイルとクーラントは少なくなればセンサーにより止まります。
斜めなところに置くとセンサーが働いて止まる事があるので、多めに入れておいた方がいいです。
・放水をストップしたままエンジンをかけているとオーバーヒートして止まります。
送水せずに待機する時は、ナイスバルブ(ドレンコック脇の緑色のバルブ)を開けてください。
熱い水が出て、オーバーヒートを防ぎます。送水する時は閉じてください。
これでオーバーヒートは無いはずですが、稀にゴミが詰まったりしてもなるかも知れません。
・送水口に何もつけないで放水すると、キャビテーションを起こす事があります。
筒先やホースをつけるか、安全バルブ(穴の開いた板のようなもの)をつけてください。
・緊急時には、ラジエターの補給は唯の水でも良いです。
但し、あとでクーラントと交換してください。
・オルタネーターは無いに等しいくらいのものなので、充電器で充電してください。
現在はフル充電になっています。
ライトもこの充電口から使えます。
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