古事記1 この世界のはじまり・・・

2009-06-09 | Weblog
はるか昔、
この世界の始まりは、混沌としたもので、
まだ生命の兆しや形も現れていず、名づけようもなく、
その働きさえもわからないものでした。

それは、まるで水に浮かぶ脂や海月(くらげ)のように
ふわふわと漂っているようだったといいます

その混沌から天地がはじめて分かれた時、
高天原に神々が誕生しました。



世界の誕生や、イナバの白兎、ヤマタのおろちなど
日本の神話を書いた最初の書物
『古事記』

歴史の最初に教えられた記憶はありますが、
改めて勉強すると、
とても怪しげな雰囲気を持った面白いストーリーです

すべての始まりは、混沌
無から有へ・・・

何かを創造しようとするとき、
形あるものにするまでは、
ただただ雲をつかむような歯がゆさと不安が漂い・・・

世界の始まりも
なんとも不可思議な状態だったと想像できます


『温故知新(おんこちしん)』 古きを訪ね、新しきを知る

いま正に、心のタイムスリップしています








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