桃の節句 雅叙園 百段雛まつり

2010-02-26 | Weblog
明かりをつけましょ ぼんぼりに~

お花をあげましょ 桃の花~


目黒雅叙園で開催されている「百段雛まつり」
   に行ってきました。

雅叙園の百段階段といえば、
宮崎アニメ映画『千と千尋の神隠し』の
湯屋のモデルになった場所といわれています。

ロビーから、
豪華な唐獅子牡丹の装飾のエレベーターで上階へ。

すると、
鉄筋コンクリートのホテルの中に、古めかしい木造の階段が現れます。

そして、途中何箇所かに、
これまた豪華な和室があります。

昨年、東京都の指定有形文化財に指定されたそうで、
情緒あふれる和の世界が広がっています。


会場の写真は撮れず、
残念ながら図録もなかったので、記憶してくるしかありません。

なかでも、
漁樵(ぎょしょう)の間 は豪華絢爛!

すべてが純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられています。
2本ある太い床柱には、見事な彫刻が施されていて、
壁・天井にも極彩色の絵が描かれた、夢の空間。

さらに、そこに煌びやかな雛人形の数々。

由緒ある名家で大切に伝えられてきた人形たちは、

時空を超えて現れたメッセンジャーのような気がしました。


平安朝の時代、
色彩は、富と文化の象徴でもありました。

不況真っ只中の現在、
気分だけでも平安の貴族になったつもりで、
色々な色彩にチャレンジするのもいいかもしれません。





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