雅彦氏はのんかつ閣下の主張について、
現証だけを重要視しており、文証や理証を考えてもいないと論評しているが、
まさにそのとおりで、のんかつ閣下は「現証が最も重要だ」とブログに書いており、
功徳や罰が現われる現証こそ重要なのだと主張しているのだ。
しかし、功徳や罰というのは結局主観的なものでしかなく、
文献としての文証や論理としての理証を考慮しないようなものは客観的な根拠・証拠とはならないのは言うまでもない。
ところがのんかつ閣下の主張というのは、
「自分は創価学会の信心で功徳の現証を得た。だから創価は正しいんだ」
と言ってるだけに過ぎないのだ。
文献としての文証や論理としての理証など関係ないのである。
つまり、のんかつ閣下の主張は「俺様」基準なのだ。
「俺様が正しいと思っているから正しいんだ」と言っているだけで、
論理とか教理とか何もないのである。
現証だけが重要だというのなら、
創価に限らず、他の宗教でも「この信仰で救われた」という信者は世界中にいるものだ。
のんかつ閣下の「俺様基準」が正しいというのなら、
他の宗教もそれぞれ正しいということになるだろう。
あの悪名高い統一教会でさえ、「この信仰で救われた」と信じている信者がいるのである。
この理屈で言えば、「自分は救われた」と思えばそれで正しい宗教だということになるのだ。
要するに、のんかつ閣下の「俺様基準」など、何の正しさの証明にもならないということなのだ。