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読書:JKインドで常識ぶっ壊される 熊谷はるかさん著

2022年05月22日 15時29分00秒 | 日記
読書は好きではない。
特におっさんになってからは、いや、インターネットを使うようになってから紙の上の活字はあまり見なくなりました。

そんな中、先日ネットサーフィンをしているととある記事に目が止まりました。

ある日突然「インド」に放り込まれた「女子高生」が思い知らされた“日本の現実” 〈dot.〉

タピオカとプリクラと部活と放課後のおしゃべり……日本でキラキラの女子高生ライフを送るはずだった未来は、突然のインド行きでもろくも崩れ去...

AERA dot. (アエラドット)

 

なんか、すごいインパクトがあって、記事を全部読んだら、この本が凄く欲しくなってしまった。

それで、ネットで探しても在庫なしとなっていて、1週間半程色々な本屋さんで探すけれど見つからず。
やっと20日の金曜にとある本屋さんで発見し買ってきました。


河出書房新社 1540円(税込)

記事にはこの本の最初の方の一部抜粋が載っていて、僕はそれに引き込まれてしまって、読みたい!!って思っていました。
買えない日が続けば続くほど読みたくなって、やっと見つけた時には購入できた本屋さんの駐車場で少しだけ読もうと思って20ページ余りも読んでしまいました。

本は読みやすく、これ本当に18歳の女子高生が書いたのだろうかというしっかりした文章と、随所に女子高生の感性が入れ込んであり、あっという間に読み終えてしまいました。

僕はインドに行ったことがないけど、インドについてのイメージ(常識)について記してあったことに「そうそう」なんて思ったり、現実のインドについて書いてあることには「まじかっ!?」って思ったり。
そして熊谷さんが見た現実(日本とは異なる環境下での現地の方の生活や文化の良い面や厳しい現実)がうまく、熊谷さんの気持ちの葛藤が飾らない言葉で表現されていて、とても面白かった。

近所のインド人の方(と思しき方達)が営んでいるカレー屋さんには行くけれど、いつも頂く美味しいナン、あれは日本人向けにアレンジされている物だったなんて・・・。
カーストも、インドにいる貧しい子供達はなぜそうなったのか・・・熊谷さんはこの子達とどう関わり、どう変化させていきたいと考え、葛藤し、どのような答えを出そうとしているのか・・・。
あまり書くと「ネタバレ」になっちゃうので書きませんが。

縁がないであろうと思っているインドを身近に感じ、ちょっと怖いかもって思っていたインドの方々が良い人達だと思え、また国それぞれの厳しい現実を感じることができた、そんな本でした。

あとがきも印象的でした。

この本の印税の一部は、インドの子供達を支援する団体に寄付されるそうです。
ご興味がある方は是非読んでみてはいかがでしょうか?

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2 コメント

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◇印度カレーだけでないインド◇ (旅人 faraway)
2022-05-24 11:28:56
けーごさんが読書感想を書くとは・・初めてではないですか? インドは歴史ある独自の体系だった文化を持ち今も保持している数少ない国ですね。インド文化は世界的主流の西洋文化との違いも大きいまま保持されている。古くは、小田実の「何でも見てやろう」で、印度では確か路上にゴロゴロ死体が横たわっていて、死体が流されるガンジス河で人々が沐浴しているシーンのレポ。ビートルズの面々もインド宗教哲学に一時染まりましたよね。いい悪いではなくて、西洋文化の半面教師的な位置にありますよね。と書きつつも、自分がインド文化にポジティブなイメージを持っているか? いないですね。もう新たにとらえ直す柔軟性も持てない。で、残念ですが読む気にはならない。その点、けーごさんが新たにインドに興味を持つというのは、偉い、思考がまだまだ若いですよ。

さて、印度よりも私が気になるのは、冒頭でのAERAの記事を囲み枠で引用してますよね。最近gooブログで同様の引用の仕方を見るようになりました。このやり方はどうやるのですか?できたらご教示お願いします。
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Unknown (けーご)
2022-05-24 18:19:42
旅人さん
ありがとうございます。
ふふふふふ。気づかれましたね。僕は読書が苦手なので、当然読書感想文なるものは普段は書きません。
この本のあとがきに林真理子さんがインドの事を女性が書くのはあまりない事だからと熊谷さんを応援した的な事が書いてありました。女子高生目線で書かれているので面白かったです。

引用は、引用したい記事のURLをコピーして挿入したい場所にカーソルを持ってきて、上の鎖マークを押して、そこに出てくる四角にさっきコピーしたURLをペーストすることで挿入されます。
後で説明の記事を作りますね。
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