やっぱスキーが好きなのよ♪

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ワタシのスキー史2 「本格的にスキーに取り組み始め~バッジテストへのチャレンジ」

2021年01月23日 15時23分00秒 | ワタシのスキー史(自己満足)
ワタシのスキー史1 「初めてスキーを滑る~目覚め」からの続き

8. 我流を捨てて、ちゃんとやろう ~バッジテスト3級受験で基礎スキーを知る~

あるとき先輩から「スキーのバッジテストという検定がある。練習して受けてみたら?」と言われました。で、色々と調べてみると、なんだか簡単そうだ・・・と勝手に思って(今では口が裂けても言えないセリフですが)、3級位なら受かるだろう・・・という事で、受けてみることに。

全然スクールなんて入ってないから、先輩たちに教えてもらった我流の滑り。

2002年1月13日。岐阜県の国見岳スキー場で3級の試験を受けてみることしました。(国見岳スキー場も現在は営業していないようです)

講習内検定・・・という事で行ったのですが、そもそもそれまでにスクールなんて数えるほどしか入ったことが無かったので、緊張。

更には何と最初から「ストックの輪っかへの手の通し方間違ってるよ」と注意され、種目には無かったけれどプルークボーゲンの基礎から教えられて、先生から「いい線言ってるけども(ととりあえずヨイショしてもらいながらも)もう少し練習してからテスト受けた方が良いよ」と言われて、3級に落ちたのでした。

あまりのショックにその後はスキーに行くたびにスクールに入り(友人と行っても半日はスクールに入る)「基礎スキー」という日本・オーストリアの(多分)独特のジャンルがあることを知りました。

2002年3月21日 この辺りからホームゲレンデとなった木曽の「やぶはら高原スキー場」で3級に受かると共に、この先スキーを大好きで続けていくきっかけとなったやぶはら高原スキースクールの「Y先生」と出会うのでした。

この合格とY先生からの「2級を目指せ!」指令をきっかけに、基礎スキーにのめり込んでいくのでありました。

 

9. どっぷり基礎スキーにはまる1 ~道具から入るタイプで超ミーハー~

基礎スキーにどっぷり浸かると共に出てくるのが「道具」のせいにする「道具依存」。3級合格まで使っていた板はHARTのセットスキー。

Y先生から、2級を目指すならもう少しちゃんとした板の方が良いかも・・・と言われ、意識したことが無かった「道具」にも目を向けました。

ちなみにY先生のおすすめの板は長野県民らしく「小賀坂」。

2002年6月 アルペン一社店(名古屋市)で毎年開催されている様子のスキーフェスタというのに行ってみました。所謂早期受注会です。

初めて行った早期受注会で道具を色々と見て、説明を受けた。説明してくれる人は道具の達人で、こちらは完全に素人。聞いているだけであまり理解が出来なかったのだけど、新しい専門用語が沢山で、なんだかとても嬉しかったのは今でも忘れない。

そうかそうか、道具が良くないと滑りも良くならないのか(そんなことは無いはずですが)・・・と道具依存への道を歩み始めた日であります。

特に小賀坂とFISCHERの方達とお話ししたのを今も覚えています。

そしてもう一つは「ミーハー方面」。トークショーに上村愛子ちゃんが出ていたのです。スキーがスキー選手とこんなに近くで、しかもタダで会えるというのは僕のミーハー心(もはや「ミーハー魂」とでも言うべきか?)をゴリゴリくすぐり、今も尚現役ミーハー選手として頑張っている。感激して大興奮で帰ってきたのを覚えています。


とにかく黒山の人だかりとはこのことであった。上村愛子選手の当時の人気がうかがえる一枚。

 

そして2002年8月にとうとう初めての基礎板 OGASAKA KEO'S KS-STを購入したのでありました。

 

 

10. どっぷり基礎スキーにはまる2 ~2級を目指してひたすら練習~

2003シーズン(2002-2003年)からはやぶはら高原のシーズン券を購入し、本格的に基礎スキーを頑張ることにしたのだ。

やぶはらの券で おんたけ、御岳ロープウエイ、きそふくしま、開田高原マイヤ、木曽駒高原新和 の5つのスキー場が1000円で滑ることができた。(今となってはこの6つのスキー場の中で営業しているのは やぶはら、おんたけ(おんたけ2240として)、きそふくしま、開田高原マイヤ の4つ)

やぶはらにベースを置きこれらのスキー場を転々としながらスキースクールに入り練習しまくりました。昼休憩には午前中のレッスンでの事をメモして、夕方車の中で午後のレッスンの内容をメモ。家に帰ってから、また平日もイメトレ。

こんな風にメモをしていました。家で見てまたイメトレ。

 

土日とも日帰りで行くという、体力がある時期にしかできない荒業で土日滑っていました。

11月から滑り始めて休みの日はとにかくスキーに費やすという、家族から見捨てられそうな日々を過ごしたシーズン。

 

11. 思いがけずステップアップ ~度胸試しのつもりが2級合格~

2003年2月23日 Y先生に内緒で度胸試しでバッジテストを受けてみることにした。Y先生に内緒なのでスキー場はやぶはらではなく初めて行く木曽駒高原新和スキー場。天気は霧。

この頃は小回りなんて全くできず大回りは得意だが中回りは何とか出来る程度だ。

検定は午前中は講習内でのテストという実践種目テスト、午後は一発勝負の規定種目テストだった。

主にスキッディング(所謂 ずらし)要素のターン技術が求められた。基本的には合格に導いてくれようとする感じの検定員で午前中の実践種目テストは良い所を見てくれました。

問題は午後の規定種目テスト。種目は「スキッディング+カービング要素の大回り」「スキッディング+カービング要素の小回りから中回り」。大回りは問題ないけど中回りは苦しそう、更には小回りは体が遅れてしまって全くダメ。午前中の実践種目テスト内でも指摘された。

でもこの日はとてもついていたのである。当日は霧。なんとゴール寸前しか検定員からは見えないような状況だったのです。

つまり、中回りしか検定員は見えないわけです。つまりずっと中回りでOK。

結果は

実践大回り:66点、実践中回り64点、実践総滑:66点

規定小~中:64点、規定大回り:65点

合計:325点 でギリギリ合格でした!!

発表後の検定員からの評価を記録していたので転記↓

大回りの運動ぶり、リズム変化、総合滑降での運動ぶりなどが良く、2級合格に値する滑りをしていました。また、説明を聞くときも、滑っているときも笑顔だったのが印象的です。普通検定だと笑顔の人はとても少ないですので・・・。ただ、中回りに関しては、外足への加重感が甘いです。内倒してしまっているときもあります。スキッディング要素は1級の種目にもありますから、外足に加重感を強める練習をして下さい。中回りで内倒すると、スキーが走ってしまって暴走します。上下動・ひねりをしっかり使う練習が必要ですよ。正体位置もしっかり安定させてください。全体的には良かったので、これからもしっかり練習して下さいね。本日はおめでとうございます。

うむむ、深い。


合格後先生に撮ってもらいました。嬉しかったなぁ~。
 

2003シーズンはそれまでとは違って滑走日数は22日となりました。

 

12. 家族で車でエンジョイスキー!! ~・・・のための車、そして家族を巻き込んで~

2003年6月に車をアコードUSワゴンからトヨタのノア(ワンボックス)に乗り換えました。

子供が2人だったので、中が広くて子供たちも楽々乗れる、荷物も詰め込み放題、スライドドアで安全・・・と良い事良い事で奥さんにアピールし契約しました。

でも、本当は・・・スキーに行くための道具なのです。それが証拠にこの車では途中から(最初はお金が無かったのでチェーンでした)スキーキャリアとスタッドレスタイヤ装着!!(2005年1月よりスタッドレス装着)

息子は2002年にはプラスチックスキーデビューで、2004年1月にはキッズスクールに入れて滑らせました。子供が凄いのはすぐ上手くなる。

その翌月には自分用のスキーを買ってあげるまでになりました。

娘はお兄ちゃんを見ているのできっと当然滑れるようになるもんだとおもっていたのでしょう。2006年12月にスクールに入れると当日にはもう滑れるようになっていました・・・。

 2004.01.11 スキーレッスンに励むお兄ちゃん ひるがの高原スキー場

2006.12.10 スキーレッスンに励む妹 開田高原マイヤスキー場

 2007.01.21 どこでも滑れる兄妹 やぶはら高原スキー場

 

 

13. 検定(バッジテスト)はSAJだけじゃない!

この頃には主にやぶはら高原で滑っていましたが、たまに開田高原マイヤスキー場でも滑っていました。地味だけどとても好きなスキー場の一つです。

マイヤのスクールはSAJ(全日本スキー連盟)ではなく、SIA(日本プロスキー教師協会)です。こちらの検定は国際スキー検定(IT検定)となっておりスーパーゴールド~セミブロンズに分かれています。

こちらのスクールでもレッスンを受けていましたので、基礎スキーどっぷり、資格が気になる僕としては自ずとこのIT検定を受けてみたいという気持ちになりました。

2004年4月3日 シルバー検定を受験しました。この検定は一発勝負だけ。シルバーメダルの種目は シュテムターン(大回り)、パラレルターン(大回り)、ウェーデルン(小回り) の3つ。

結果は

シュテムターン(大回り)70点、パラレルターン(大回り)72点、ウェーデルン(小回り)70点 で合格でした!!

ウェーデルンって今どきなかなか通じない言葉かもしれませんね。

国際スキー検定シルバー!頂きました。

 

ワタシのスキー史3 「高みを目指してチャレンジ1級」へ続く


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