いよいよ忘年会シーズンに突入! 私もそれなりに予定が埋まってきまして、この長丁場を体調をいかに崩さずに乗り切るかということで、やれウコンを飲んだり、なんやかんやで予防線を張っております。しかし、この時期、何と言っても避けたいのが終電帰り。特に埼京線は終わりが早いので(地元のタクシー会社と結託しているとしか思えない!)これを乗り過ごすと今度は山手線でぐるりと田端まで行って、京浜東北線で浦和まで。しかし、この電車が戦後の買出し列車かと思うくらいの大混雑。蒸し暑い車内にはむわぁーっとした臭気が漂い、涎たらして白目でぐらぐらと揺れまくっている輩はいるは何やで地獄絵図そのもの。そんな時、ふと隣の車両が空いている様子・・。押しつぶされながら車両間のドアのガラス越しに覗くと、予想通りそこには嘔吐物に塗れて仰向けに倒れている学生らしき人物・・。おーいうつ伏せにしてやらないと死ぬぞっー!
今朝、ドイツW杯の組み合わせ抽選会が組み合わせ抽選会がライプチヒで行われ、グループリーグF組に入った日本は、ブラジル、クロアチア、豪州と対戦することが決まりました。“死のC組”(アルゼンチン、コートジボワール、セルビア・モンテネグロ、オランダ)でなかったのがせめてもの救いですが、いずれにしても厳しい地区予選を勝ち抜いた国が出揃う本大会において、楽な組などあるはずがなく・・。初戦のオーストラリアに勝たなければ、予選通過はほぼ難しいと思われます。そのゲームは6/13、カイザースラウテルンのフリッツ・バルター・シュタディオン(Fritz-Walter Stadion)でキックオフ! その前に一体誰が最終メンバーに選ばれるのか、そして先発は誰になるのか! 個人的には小野伸二選手が鮮やかなゴールを決め、満面のシンジスマイルでガッツポーズ、を見たいのですが、まずはチケット(これはかなり無理・・)、せめて現地でパブリックビューイングでも良いから観戦すべく、フランクフルトに入る手筈を整えなくては!
みZほ証券の東京証券取引所の新興市場マザーズでの株式の大量の誤発注。「61万円で1株」の売り注文を出そうとして、「1円で61万株」と誤発注したという単純な人為的ミスが原因とのことですが、発行済み株式総数の何十倍もの注文をシステムがそのまま通してしまうこと自体が問題では・・。以前もネット通販のパソコン価格の入力を一桁間違ってしまい、数百件の購入申し込みが殺到した事件がありましたが、人間は必ずミスを犯すものであるという前提に立ち、システム的にフールセーフの仕組みを取り入れる必要があります。日常使うメールなんかでも送り先を間違った!と思っても後の祭り(昔、自宅でLANケーブルを焦って抜いたこともありましたがすでに遅し・・)なので、送信ボタンをクリックしても必ず送信トレイにいったん格納されるように設定、「送信してもよろしいでしょうか」というメッセージを待って再度確認して送るようにしています。パソコンでの株のホームトレードなどが普及するなか、間違えることを前提にしたシステム設計をして欲しいものです。欺すことを前提にした設計はどこかにお任せいたしますが。
12月8日は言わずもがなジョン・レノンの命日。各地で死を悼む様々なイベントが行なわれたようで、ジョンの音楽を色々なところで耳にしました。年配の方には真珠湾攻撃が行われた日として、また力道山が赤坂のキャバレーで刺された(亡くなったのは15日)日として思い出されるかもしれません。ジョンが亡くなってからもう今年で25周年と聞くと、歳月の流れるスピードの速さに愕然としますが、その悲報を聞いたのは丁度私が二十歳で、友人達と目黒の音楽スタジオにバンドの練習に向かう途中でした。1980年はソ連軍のアフガニスタン侵攻によるモスクワオリンピックのボイコットなどがあり、また個人的にも辛く悲しい事件があって、何となくパッとしない灰色の二十歳の頃でありました・・。
そろそろ年末。となるとまだ大掃除には早過ぎますが、何となく両端が黒ずんできて点灯きが悪くなってきた蛍光灯を取り替えたり、風呂場を念入りに掃除したりと気付いたところからちょこちょこと。そんな今、私が取り組んでいるのが、家中のすべての灯りの電球色蛍光灯化計画(そんな大層なことではありませんが)。白色蛍光灯独特の冷たい色温度が好きではないので、引越当初から蛍光灯は温かみのある電球色のものに代えてきたのですが、あとは実際の白熱電球を電球タイプの蛍光灯に付け替えようと。というのも電球というのはエライ電気を食うものでして、トイレや廊下あたりでも60W、和室のちょっと洒落たランプなんぞについているのは何と150W!(ちょっとした電熱器並!) それに対し、電球型蛍光灯は20Wでも100W電球相当の明るさがあり、しかもかなり長持ちします。しかし、まだ切れてもいない電球を付け替えたこと自体が無駄かもしれず・・。それよりも350W電源のパソコンを付けっぱなしにしていることのほうがもっと無駄か・・。地球に優しくするのも難しいものです。
秋葉名物おでん缶。いつも売り切れでなかなか食べられません。おでんと言えば思い出すのが、子供の頃、市民プールで泳いだ後に紫色の唇で食べた熱々の蒟蒻や揚ボールの屋台のおでん。そして今は、錫製のちろりから注がれる熱めの燗酒で一杯やりながら食べる大根や雁もどきが何とも言えませんね。最近、時々行くのが赤羽の立ち食いのおでん屋さん。おでん種屋さんが直営でやっているお店ゆえ、「さすがおでんを知り尽くしている!」と思わず唸ってしまう出汁が効いた絶妙のツユ。ボリュームたっぷりの盛り合わせに缶ビールがついて650円と、何とも庶民の懐に嬉しい値段設定もまた最高です。木枯らし吹くなか、背中を丸めながらおでんをつまみに飲む。冬ならではの楽しみですね。
日を追うごとに被害の実体が明らかに、そして拡がりをみせている耐震強度偽装問題。今回企業名が明らかになっているケース以外にも建設業界の一部では慣行化しているという話もあり、「うちのマンションももしかしたら」という不安が・・。学生の頃、マンションの室内の電気配線の工事のアルバイトをした時に「後からクロスを貼るから判りゃしない」と、かなり杜撰な施工の実体を目の当たりにしたことがありますが、いやはや躯体そのものの鉄筋を間引きしているとは恐れ入ります。ベトナム旅行に行った時に、現地のガイドさんから「今、ビルの建設ラッシュだが、かなりあくどい手抜き工事が多くて、人が多く集まるショッピングモールなどは倒壊する危険がある」と聞きましたが、「タワーリングインフェルノ」予備軍はそこかしこであるようで・・。
JAZZを聴き始めるきっかけとなったのは、中学生の頃、小学館から出ていた「FMレコパル」という雑誌で名アルバム「マイルス・デイビス・アンド・ザ・モダン・ジャズ・ジャイアンツ」のレコーディング時の有名なエピソードである、セロニアス・モンクとマイルスとの喧嘩セッションの様子を描いた漫画を読んだことでした。録音前に、何とマイルスは大先輩のモンクに向かって「私のバックでピアノを弾かないでくれ」と注文を付け、怒ったモンクは「ザ・マン・アイ・ラヴ」2テイク目の自分のソロパートでぱたりと演奏を止めてしまう。緊張感漂うリズムセクションだけのパートがしばらく続くなか、挑発するようにマイルスがトランペットを吹き始めると、モンクはそれにぶつけるように激しくピアノを弾き始める・・。この伝説のクリスマスセッションのストーリーを読み終わった途端、どうしてもこのLPが聴きたい!といても立ってもいられなくなり、何件もレコード屋を探し回ってやっと見つけ、なけなしのお小遣いをはたいてこのレコードを手に入れました。でも最近はわくわくしてCDを買うことがあまり無くなった自分が何か寂しいです・・。
運命のJ1最終節、浦和レッズは見事4-0と劇勝! しかしガンバ大阪が勝ったためにあと一歩のところでリーグ優勝の夢は費えてしまいました・・。首位に立っていたセレッソ大阪は、何と後半ロスタイムに同点弾をくらい、またもや手がかかっていたカップをするりと逃がしてしまいました(呆然とする森島選手と西澤選手の顔、まさに2000年1stの長居スタジアム最終戦のデジャ・ヴュ・・セレッソサポーター皆さんの心中いかほどのものか、本当にお察しいたします)。今シーズンのレッズ、結果的には勝ち点わずか1の差で優勝出来なかったわけですが、優勝に値するチームであったかというと上位のガンバ、セレッソ、アントラーズ、ジェフの4チームには引き分けこそあったものの一度も勝てなかったというのが現実(もう1回でも引き分けていればなぁ・・またまたタラレバ)。もう一段のレベルアップを果たさなければ、長いシーズンでのリーグ優勝の二文字はなかなか見えてきません。早くアジアへそして世界へはばたいて欲しい。まずは切り替えて天皇杯に集中!!
広島県の事件に続き、栃木県でも小学校一年生の女の子が殺害されるという痛ましい事件が起きました。昔は子供の誘拐事件と言えば、身代金目当てのケースが多かったのですが、最近で変質者による性的異常犯罪ばかりが目につきます。そして発生地域は都市圏よりも、地方の郊外の住宅地が多いような気がしますが、これは最近の地方経済の停滞状況と無関係とは言えないのでは。時々仕事で地方に出張に行くのですが、駅前の商店街はシャッターが閉まりゴーストタウン状態、目立つのは幹線道路のロードサイドにある大型チェーン店舗ばかり。夜にもなると本当に人気もまばらで、何とも言えない寂寥感が漂ってきます。理念も構想も無く、利権がらみの道路や箱物ばかり持ってくるばかりで、自立した地域の活性化に完全に失敗した地方出身の族議員の方々。今、日本の多くの故郷を壊しかけているその罪は本当に重いと思います。