さいまたダービー、対大宮アルディージャ戦を埼玉スタジアム2002に観に行ってきました。浦和レッズ側の自由席のチケットは早々に売り切れてしまったため、友人にお願いして手に入れてもらったのは大宮側のゴール裏近くの自由席。さすがにこの場所でレッズのユニフォームを着てのあからさまな応援はまずいと、ブルーの2000年アジア杯優勝記念日本代表Tシャツに、大宮のチームカラーのオレンジ色のタオルを首に巻いて完全にレッズサポの気配を消して紛れ込んで観てました(大宮側ゴール裏近くで平気でレッズを応援している輩もおりましたが、これはやはりマナー違反。ミラン×インテルのサンシーロスタジアムならリンチされても文句は言えませんぞ)。レッズのチャンス、ピンチ、ゴールにその都度感情を圧し殺しながら観ていたらフラストレーションが溜まりまくり、グッタリしてしまいました‥。これで負けでもしてたらもう完全に寝込んでましたね。
8月以降、仕事はまぁ別に置いておいて、2回連チャンとなったバンドライブの練習、本番、打ち上げ、そして写真展、来客、諸々の飲み会と土日に予定がとにかく立て込みまくり、何もせずボーとできる久しぶりの土曜日となりました。カミさんは新しい仕事に向けて研修や勉強会等何やかんやの用事で外出してしまい、愛猫と二人でゴロゴロダラダラ。腹も減ってきたのでそんじゃ何か精のつく美味いもんでも作るかとスーパーへ買い出しに。お気に入りのゴマだれ昆布ポン酢鍋の材料を買い込んできて、友人に送ってもらったライブのDVDを見ながら昼間から一人で鍋をつきながら軽く一杯。食後、当然ながらの睡魔に襲われゴロリと昼寝。夕方になってぐずぐず起き出し、次回の写真のワークショップで講評していただくための作品を用意しておこうとあれこれパソコンでいじりながらプリント。夜になってカミさんも帰ってきたので、またワインを飲みつつダラダラ。脳細胞がまた今日も数十万個死にました。
ライブドア堀江貴文前社長の公判が始まりました。ニュース番組やワイドショーでジャーナリストや経済人が様々なコメントをしていますが、耳につくのは「私は当初から彼の強引とも思えるやりかたについては疑念を持っていましたが‥」とか何とかいう前置き。「おいおいアンタそんなこと言ってたっけ、むしろ改革の旗手とかで持ち上げてなかったっけか?」とかなりの違和感を感じる時があります。「その時はそう思った」と認めるならまだしもですが、まあそういう神経でなければしたり顔で毎日それらしいコメントを話せるわけもないわけで‥。でも一部の政治家なんてもっと酷いもんで、朝令暮改なんて当たり前、白と言ったことを「それはある意味、黒ということも十分にあり得るということも含めて逆説的に申し上げたわけで」とか完全意味不明に開き直るそれに比べればまだましかと。小泉首相任期満了、自民党総裁選挙後の新体制に向かって、郵政民営化反対で刺客とやらに討ち死させられた先生方、また除名された先生方、復党に向けてまた色々と見苦しいお姿を曝すのでしょうか。それもまた「よっ待ってました、政治屋!」と掛け声もかけたくなりますが、次期総裁が目指す「美しい国」の役柄としてはどうなのかと。
いまだにメンバー同士がグダグダに揉め続けてるロックバンド「ハウンドドッグ」。25歳の時、バンド活動で知り合った仲間に誘われ、今や伝説となっている1985年8月10日に行われた西武球場のライブに偶然居合わせ、全身びしょ濡れになってました。この日はもろに関東地方に台風が接近し土砂降りの大雨が降る中での演奏で、途中でキーボードの音は出なくなるはPAはおかしくなるは何やかんやのトラブル連発。それでもなんとか無事にライブが終わろうとしていた終盤、今度はステージ演出用の花火が突如暴発、リードボーカル大友康平が吹っ飛ばされるというハプニング。会場騒然となるなかメンバーは最後まで演奏し、大友も応急手当を受けてステージに復帰、最後までライブをやり遂げたのでありました。その数週間後に「フォルティシモ」が発表されるとTVCFで使われたこともあって大ヒット。一挙に日本を代表するロックバンドに上り詰め、いつしかこの日の嵐の西武球場は伝説のライブとして語り継がれることになったわけです。しかし「HANBUN DOG」だ「ひとりハウンドドッグ」とファン不在の訳のわからん最近のメンバーの果てしない泥仕合っぷりを観るにつけ、全員もう一度、台風の雨に打たれて頭を冷やしてみればと思うのであります。
文部科学省の調査によると「朝食を食べない」「食べないことの方が多い」と回答した小学生は15%、中学生にいたっては22%、5人に一人がきちんと朝食を摂っていないというデータがあります。その理由として何ともショックなのが「朝食を作ってもらえないから」という回答‥。先日、クライアントの料理コンテストの審査発表会で、某著名料理研究家の「食育」をテーマにした講演を聴く機会がありました。その中で印象に残ったのは、「料理は愛情!という言葉は今、誰もが軽く使って何か陳腐な感じになってしまっているが、誰かのために料理を作る、その行為こそが実は愛情そのもの」という話。確かにプロの調理師や料理人以外、料理を作ること自体、愛する家族や好きな人、親しい友人のために美味しいものを食べてもらいたいという想いが前提となるわけです。共働きが別段珍しくもなくなった今、家族揃って一緒に朝食を食べることは難しくなったかも知れませんが、例え一人ぼっちで食べたとしても、そのご飯が出来合いのただ買ってきたものではなく、自分のためにお母さんや家族の誰かが作ってくれた料理であること、それは自然に子供に伝わるものでこれこそが「食育」の原点だと。この話を聞いて、昔、中学生の頃だったか母親が祖母の急病で広島の実家に帰り、しばらく家を留守にしていた時に、普段、台所に立つ姿など見たこともなかった父が、ちょっと不細工ではありましたがサンドイッチやお握りを作って弁当に持たせてくれたことに、ジーンときてとても嬉しかったことを思い出しました。
ちょっと気になる三面記事がありました。埼玉県の所沢警察署の取調室で、勾留中の被告にカツ丼を食べさせるなどしたとして、県警は、男性警部を3ヶ月間減給の懲戒処分。なんとその警部はそのまま依願退職してしまったとのこと。起訴後に署で留置していた若い男性被告を取調室で両親と接見させ終了後に取調室で、警部が立ち会いの下、両親の知人が持ち込んだカツ丼を食べさせたということらしい。しかし、刑事ドラマの取り調べシーンで、厳しい尋問のあとふとベテラン刑事が「カツ丼でも喰うか」。肩をすくめながら頷く容疑者。そこに差し出されるカツ丼、何日も食べていなかったのか貪るようにかっ込む‥。こんな定番シーンが実は警察の規定違反(食事は留置場以外ではNG)だったとは。退職した男性警部、真面目で人情派で今まで良い仕事してきたんだろうなぁと勝手に想像し、別に減給処分くらいで辞めなくてもなぁとちょっと同情したくなるニュースでありました。
オシム監督就任後、初のサッカー日本A代表の海外遠征。アジア杯予選で、対サウジアラビアとイエメンのアウェー2連戦を行いました(更新が遅れてすでにイエメン戦辛勝の後に書いてます)。試合結果は、ご存じの通り何だかなぁ、でもまぁこんなもんかなぁの1勝1敗、サウジがインドに勝った時点でとりあえず決勝トーナメント進出と相成りました。
しかし、この2試合を観て革めて思ったのは、協会、J各チーム、選手、マスコミはもとより、我々一般サポーターもすべて一度リセットしなければならないんだなということ。今の日本サッカーは大きな句読点、いや章もしかしたら部の終わり、いや巻(しつこい)の終わりから、また新たな物語の始まりのような気がしています。長きにわたる黎明期を経て、稀代の怪物・釜本の得点王で銅メダルのメキシコ五輪の頃、その後の潜水長期低迷、日本リーグ真っ茶色のグランドでスタンドガラガラ、ワールドカップなんて夢また夢の時代だった頃。木村和司のパツンパツンのパンツの太ももから生み出された伝説の韓国戦FKでちょっと良い夢見させてもらった頃、オフト就任、アイコンタクトでアジア杯広島大会でアジアの大砲・高木のゴールで優勝、そして普通ならコーナー辺りでキープだろ!なのに意味不明な武田の軽率なセンタリングからボールを奪われてのCK、あとは何十回も観たドーハの悲劇で悪夢のどん底に落ちた頃。Jリーグがスタート!リネカーがいつも怪我でグランドにイネかった頃m(_ _)m。岡ちゃんも万歳、ジョホールバルの奇跡、岡野のVゴールで歓喜に浸った頃、しかしフランスW杯で全敗、城が成田で水をぶっかけられた頃。そしてトルシエ、フラットスリーで日韓W杯ベスト16の後、意味不明な選手起用でトルコに何となく敗れた頃。そしてジーコジャパンが「アシュケー」のままドイツW杯で自滅とも思える惨敗を喫した頃。そしてオシム率いる日本代表がが‥?!?!!!‥アンカー羽生の活躍で世界駅伝で優勝した頃‥。
しかし、この2試合を観て革めて思ったのは、協会、J各チーム、選手、マスコミはもとより、我々一般サポーターもすべて一度リセットしなければならないんだなということ。今の日本サッカーは大きな句読点、いや章もしかしたら部の終わり、いや巻(しつこい)の終わりから、また新たな物語の始まりのような気がしています。長きにわたる黎明期を経て、稀代の怪物・釜本の得点王で銅メダルのメキシコ五輪の頃、その後の潜水長期低迷、日本リーグ真っ茶色のグランドでスタンドガラガラ、ワールドカップなんて夢また夢の時代だった頃。木村和司のパツンパツンのパンツの太ももから生み出された伝説の韓国戦FKでちょっと良い夢見させてもらった頃、オフト就任、アイコンタクトでアジア杯広島大会でアジアの大砲・高木のゴールで優勝、そして普通ならコーナー辺りでキープだろ!なのに意味不明な武田の軽率なセンタリングからボールを奪われてのCK、あとは何十回も観たドーハの悲劇で悪夢のどん底に落ちた頃。Jリーグがスタート!リネカーがいつも怪我でグランドにイネかった頃m(_ _)m。岡ちゃんも万歳、ジョホールバルの奇跡、岡野のVゴールで歓喜に浸った頃、しかしフランスW杯で全敗、城が成田で水をぶっかけられた頃。そしてトルシエ、フラットスリーで日韓W杯ベスト16の後、意味不明な選手起用でトルコに何となく敗れた頃。そしてジーコジャパンが「アシュケー」のままドイツW杯で自滅とも思える惨敗を喫した頃。そしてオシム率いる日本代表がが‥?!?!!!‥アンカー羽生の活躍で世界駅伝で優勝した頃‥。
参加させていただいている写真のワークショップの懇親を兼ねたバーベQに、かみさんと連れだってお邪魔してきました。場所は西立川の昭和記念公園。ここにはバーベキューガーデンがあり、あらかじめ予約しておくと日除けのタープからバーナーグリルや鉄板などの器材をはじめ、肉や野菜、焼きそばなどの食材まで一式用意してくれ、ビールやワインなどの飲み物もその場で買えるため、手ブラでもバーベQが楽しめるという何とも便利極まりない施設。もちろん、飲み物や食材の持ち込みも出来るため、ちょっと凝ったメニューを楽しむこともできます。当日は天気にも恵まれ、ビールやワインで焼き立て熱々の素材をたっぷりと堪能しました。終了後、手分けをして後片付け。使い終わった鉄板をヘラや金属タワシで洗い上げたものを返却窓口に返しに行ったら、チェック係のアルバイトらしき生徒委員かなんかやりそうな風情の女の子から「まだ焦げがちょっとこびり付いていますねもう一度洗い直して下さい」とのシビアな駄目出しが。何っー?クソーこうなりゃ意地だとばかりに、再度洗い場に戻り金属タワシで擦りに擦り、磨きに磨き上げピカピカにして「これならどうだ!新品同様になったぜ」と自慢げに返しにいったら、返却窓口には誰も居ず肩すかし‥。カウンターにそそっと置いて来たのでありました。
今年の8月2日、スポーツとしての日本ボクシング界はひとまずその長年の歴史の幕を閉じることになりましたが、このたび新たに「とっても・ぶさいくな・試合」を頭文字とする某在京テレビ局が興業主となりまして、とあるやんちゃ過ぎる一家を主人公とした肉体派お笑いエンタテインメントとして再スタート。その第二回目のどつき漫才の舞台が、前回と同じベネズエラ人を相方に、10月18日有明コロシアムで開催されることになりました。日本人の相方はもう2度と同じツッコミでの過ちは繰り返さないとうことで、新作の一発ギャグを仕込んだそう。「この前の相方のボケは最悪だったし、あれ以下はない。台本通りネタがうまくいけば笑いすぎて観客は死ぬな。ベネズエラまで吹っ飛んでいくよ」と相変わらずのドン引き毒舌ぶりをさく裂させていました。
安倍晋三官房長官が自民党総裁選への立候補を表明したことで、谷垣禎一財務相、麻生太郎外相の有力3候補が出そろいました。が、すでに今の民主主義の制度においては次期総裁=首相の結果はもうすでに見えているわけで、「美しい国」を掲げている方がこの国の最高責任者となることはほぼ確実。「美しい国」、いいじゃないですか、結構じゃないですか。実現に向けてぜひともおっしゃるとおり“命を懸けて”頑張っていただきたいものです。その前に今の日本は「美しくない国」なのでしょうか。武士の切腹までも時には「美」としてとらえてきた日本人の奥底にあるDNA、そこに生まれてこの方庶民とは程遠い世界でお暮らしになってきたお坊ちゃまの大所高所の理想論による施政の組み合わせは、何か真面目なエリート学生がユートピア的イデオロギーに嵌りあれよあれよと連合赤軍へ突っ走っていったような何か危なっかしい匂いがしてならないのですが。「美しい日本」?それよか「おもしろい日本」の方が良くありませんかね。