医療法人 スマイルアート 神谷歯科

こんにちは!歯を削るのが嫌いな歯医者さんです。一生使う歯を一緒に守っていきましょう。

タン白質の役割

2016-08-16 10:41:05 | 日記
おはようございます
昨日は終戦記念日でした。
色々と思う事がある1日です。過去、現在、未来のこと。
我々戦争を知らない時代を生きている人間が出来る事は
一体何だろうか。
戦争と言う事実を忘れないための大切な日ですね。

さて、覚えていますでしょうか?
前回の続きです、そう「タン白質」のお話です。
タン白質は身体をつくったり、酸素や栄養素を運んだりする様々な役割が
あるというお話までしました。
それでは、タン白質はどのような生理作用があるのでしょうか。

・身体をつくるもとになる:脳の衰えを防ぐ
             皮膚、筋肉をつくる(弾力、つや、筋肉を保つ、傷の補修を早める)
             骨、歯、爪、毛髪をつくる(骨の成長と強化に不可欠!)
             内臓を作り、内臓の働きを高める
・血管、血液をつくる:血管壁を丈夫にし、破れにくくする
           酸素を運び、貧血を防ぐ
           ビタミン、ミネラルを身体中に運び、体調を整える
・ホルモン、酵素、拡散(DNA・RNA)の材料になる:抗ストレスホルモンをつくり、ストレスから身体を守る
                        自律神経を安定させる
                        更年期障害、生理不順を防ぐ
                        身体の調節機能を正常に保つ
                        疲労回復を高める
                        ストレスを予防する

上記を見れば、前回の話にもあったように、「人間の身体はタン白質で作られ、タン白質で動かされている」
と言うのがより理解しやすいと思います。
それくらい身体にとってタン白質は重要なのです。

では、タン白質はどれくらい必要なのか、次回はそんなところをお話する予定です。