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ジジイの独り言

還暦を過ぎた爺さんが独り言を書き連ねています。

介護付有料老人ホームでの介護業務 体験記書き始めようかと・・・

2019-02-25 04:55:25 | 日記

私はご縁があって、都内の某介護付有料老人ホームで介護の仕事に就くことになりました。
介護関連の資格なし、未経験で現場に入りました。派遣会社からの派遣要員です。
週5日が基本の契約です。

差しさわりがあるので、諸々の名称等は匿名で記します。


さて今時の世の中、AIとかフィンテック、キャッシュレスなどと、先端技術や先駆的なサービスの話が華々しく展開されていますが、介護の現場はその真反対にある世界と言えるでしょう。

施設内ではセキュリティの問題もあり、それなりの、というより介護施設専用のセキュリティ技術が使われていますが、入居者に対するサービスは労働集約産業そのものです。

介護する際に、肉体的な力を軽減するためのパワースーツなどが開発されているという話を、だいぶ前に聞いたことがありますが、現場を体験する限りにおいて、それは絵に描いた餅だなと思いました。

ここでは問題を提起するつもりはありません。

仕事に「慣れ」がでると、どんな業務も当たり前になってしまうため、あくまで、私が体験した業務を、印象が新鮮なうちに記録しておくことを目的にしています。
その記録が、これからこのような施設を利用している方々への参考情報になれば幸いです。


○スタッフ研修のプログラムが無い
介護の仕事は、単純ですが、大変な仕事です。単純労働の仕事です。
この施設では、正社員のほかに派遣会社から受け入れているスタッフも多数います。

派遣会社からのスタッフは、人によっては数日で辞めていくため、施設側も最初から真剣に研修をする気はないようです。

確かに人をリクルートする際にかかる費用を考えると、時間をかけて研修したのにすぐに辞められることが続くと、しばらく様子見にならざると得ないでしょう。
私の場合も、入ってすぐにわけも分からずOJTで作業することに。
とにかく先輩について仕事を覚えるという方法で研修らしきものをしてきました。
まだ、知らない業務もあるので、まだまだこのOJTによる研修や続きます。

この施設での業務全体を把握できるようになるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

○外国人スタッフ
この施設には、中国人・フィリピン人・インド人など外国人(女性)も多数います。外国人のスタッフは日本人名も持っており、日本人男性と結婚している人が多いのでしょう。日本語も仕事する上では十分ですし、介護・福祉の専門用語も理解しているようです。ただ、フィリピン人が中国人のことを陰で悪口を言ったりという、表面には出ない世界もあります。


○介護担当者が行う業務
介護スタッフが担う仕事は大まか次のようなものです。

・食事
・水分管理
・排泄介助
・入浴
・レクリエーション
・医療補助(配薬など)
(医療行為にあたるものや、それに近い業務は看護師さんなど医療専門家が行います)
・加湿器管理
・口腔ケア

もちろん各項目には細分化された業務があります。

また、部屋の清掃や寝具の交換などは別の業務担当となっていますので、ここでは割愛します。

今後、折をみて、日々の体験を投稿していきたいと思っています。


宅配ドライバー悲喜こもごも 多様な民族がすむ街 川崎区

2018-11-18 08:27:55 | 日記
配達を通じて、川崎区には外国人が多数住んでいるという印象を持っている。中国人・韓国人(朝鮮人)・インド人・ベトナム人その他アジア人。日本語を話す人もいれば、まったく話せない人もいる。このような多様な人種がいる町だから無国籍、あるいはアジアの一角かと思う匂いや風景、建物がある。一方で日本人オンリーで、場末の匂いがするマンション・アパートなどもある。夕方の便で配達にいったあるマンションがそんなマンションだった。入り口が分からず右往左往していて見たものは、薄汚れた郵便受け(これはよくある風景)、掃除されていないエントランス、カビ臭いエレベータ。明かりがついていない廊下。管理費の問題なのか、危ない世界い紛れ込んだ印象だった。川崎区だけに限らない話だと思うが、共通の玄関を持ち、靴を脱いで入る●●荘のようなアパートから億ションと言われるマンションまで、多様な集合住宅に多様な方々(民族)が住んでいる街、興味はつきない。

宅配ドライバー悲喜こもごも 素敵な小学生との出会い

2018-11-16 05:37:15 | 日記
配達の時間帯によっては小学生たちの下校時間にかかり、賑やかな時がある。運転に細心の注意を払う時間でもある。先日、ある大型マンションに入った時、エレベータに乗ろうとしたら小学生の男の子と一緒になった。小学生が先に乗り、自分は大きな荷物を抱えながら、行き先の階を確認するつもりで小さな声で階数を独りごちたら、その男の子がなんのためらいもなく、自分の行き先階を押したあと、こちらの階を押してくれた。このような経験は初めてだった。お礼を言ったが、当たり前のことをしただけといった表情。どことなく飄々としている子だったが、きっと良い家庭で育っているのだろうと想像した。ちょっとお喋りもしたが、素直さを感じる子だった。エレベータを降りてマンションの廊下を家に向かって小走り走る男の子の後ろ姿に、なんとなく温かみを感じたひと時。