『傷だらけの男たち』

☆空華子さんの鑑賞券を利用して観に行ってきました。

トニー・レオンは前から大好きなんですが
監督アンドリュー・ラウいいですよねぇ
そうです  あの『 インファナル・アフェア 』コンビです
『 インファナル・アフェア 』は、私のだ～い好きな映画なんです
なので、今回『 傷だらけの男たち 』も物凄く待ち遠しかったんです。

いやぁ～、良かったですぅ…。
これまた映画序盤に後半の布石が満載
そして、序盤のヘイ（トニー・レオン）の犯人に対する行動から
後半へと一気に惹き込まれていきました。
また、ヘイとポン（金城武）との関係が信頼しきった上司と部下から
微妙な緊張感と距離感を持った関係へと変わるところもドキドキしました。

タイトル通り、まさに『 傷だらけ 』です。
ヘイの人生って…。
子供の頃に全てを失ってしまい、その失ったもののために生き
そして最後には本当に何もかも失ってしまう…。

一方、ポンは自分を傷つけた男を許し
辛い現実を受け入れ新たな幸せを手にした。
胸を締めつけられる映画でした。見応えありました。

『 インファナル・アフェア 』同様、リメイクが決定していますが
リメイク版『 ディパー・テッド 』を観た時とても残念でショックでした。

だから『 傷だらけの男たち 』も薄っぺらな作品に
リメイクされてしまうのかもしれないと思うと複雑な気持ちです。


≪ 追記 ≫
　ヘイがスクツァンを看病するシーンが
　私にとってはあまりにもリアルで観ているのが少し辛かったです。