たくのわがまま風来記GOO

涼しい沼谷林道から「三久安山」

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  29.08.02 水曜日   

 

最近、山行きに行けていない状況だ。  このまま閉じこもりは、体にも

良くないように思った。体が疲れている。 これは、暑さの勢とも感じる。

山友を誘い、思い切って、涼しい場所の山を選んだ。

これが今回の、登山口900mからの登りだ。  昔の作業道から取り付く。

若いススキで踏み跡も見えにくくしている。  9:30のスタート

 

 しばらくススキの中を通るも半そでのTシャツは、大変だった。気温は25,6度

優しい風景の登山道、見るからに気持ちが高ぶってくる。(^o^)/

 

 すぐピークに着くと 南東の「段ヶ峰」方面が見えてきた。

 

 左手には自然林、右手はヒノキ植林。 特に自然林は、巨木揃いの「ブナ」が

連続していた。 年月を重ねて朽ちかけているブナに、猿の腰掛 が成長している。

もう「ブナ」の成長はこの茸にバトンタッチだろう。

 

 この辺りになると、谷から吹き上げてくる、冷たい風が心地よい、

たぶん気温は、20度ぐらいだろう。 この暑い夏に寒さを感じた。

そして、足元には 「ヤマジノホトトギス」を早、、咲いていた。

 

 長い尾根筋もピークへ登り、また鞍部へ下りの繰り返しで、登山の醍醐味を

楽しませてくれる。  両サイドには、大木のブナも惜しげもなく

立ち並んでいて、時には奇形のブナも発見でき、楽しさも最高である。

 

 ゆっくりのスペース、まったく疲れを感じない、 そして山頂手前の

巨木「ホオノキ」の見事な姿に感動した。 株の年期より、見事なスタイルが

魅力的だ。  まだ真新しい果実が風などで落ちていた。

この果実の中にはたくさんの小さな種を含んでいる。

 

 そして、12:00 山頂到達 (^o^)/  疲れもなく微汗程度。

この時期の山頂は、シダがいっぱい育っていた。

 

 ここで食事にした。  明るい場所の苔がある所で椅子を利用せず、

下敷きで直に座るのも感じがいい。

そしてゆっくり 90分ほど時間をとった。

帰りは復路。

このツルアジサイも咲き終わり、白い4枚の萼(ガク)を残していた。

 

 帰路の尾根にもこんなに美しい場所が、次々と現れる。

感動しっぱなしだ。

 

 ススキがある辺りまで下山してきた。

ここから北西を見ると「氷ノ山」が見えた。 そしてよく見ると、小屋も見えそうだ。

 

 まもなく、林道へ。。

この稜線もなかなかの景色だ。

 

 最後に、尾根先端まで取り付く予定だったが、左手に新しい作業道が出来ていたので

ここを利用してみた。

 

 そして、ぴったり車位置に交わり、ススキで肌が痛むのが回避できた。

 本日も楽しい山ライフが無事終了した。  山友にも感謝です。

  

~end~

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