こんにちわ!ミーです。
ダイエットに関係ない記事ですが、お暇なときにでもご覧ください。
ちょっと長文ですが・・
ビタミンD欠乏症は「早死のリスク」や「子供の発達の遅れ」につながる可能性があることが判明...アメリカで新しい研究結果が発表
乳製品やサーモン、日光(紫外線)はビタミンDの源
ビタミンDを毎日摂取することは、これまで考えられていた以上に健康維持に不可欠なようだ。
アメリカの医学誌『Annals of Internal Medicine』に掲載された新しい研究で、ビタミンDの欠乏が死亡リスクの上昇につながることが明らかになった。
つまり、ビタミンDを十分に摂取できていないと、死亡リスクが高まる可能性があるということだ。
この研究は、英国バイオバンクに登録している、白人系ヨーロッパ人に祖先を持つ、血縁関係のない参加者30万7,601人(募集時37~73歳)を対象としたものである。
研究の目的は、ビタミンDが低い状態が死亡率に及ぼす影響を調べること。
14年間の研究期間中に、1万8,700人が死亡した。
研究者らは、ビタミンDが欠乏している参加者は、ビタミンDが欠乏していない参加者に比べて、何らかの原因で死亡する確率が25%高いことを結論づけた。
研究によると、非喫煙者、活発に運動する人、イギリス南部に住んでいる人はビタミンDの濃度が高く、経済的な困難が少ない人も高い値を示した。
この研究は非常に大規模なものであるが、参加者の祖先が白人系ヨーロッパ人に限定されているため、この結果は他のグループには一般化できない可能性がある。
ニューヨーク州ブルックリンに拠点を置く植物性栄養士、ジャッキー・ニュージェント氏は、より多様な人々を対象としたさらなる研究が必要であると述べている。
「ビタミンD欠乏症の予防に役立つ、より効果的な対策についても、さらなる研究が必要です」
しかし、ビタミンDの不足が健康に影響を与えることについては、今回の研究が初めてではない。これまでの研究でも、ビタミンDの欠乏と炎症との間に関連性があることが分かっている。しかし、この研究の著者らによれば、ビタミンDによる炎症の抑制が今回の結果を裏付ける一つの理由となる可能性はあるが、それ以外にも多くの要因が関係している可能性があるとのこと。
「ビタミンDの摂取を増やしたとしても、感染の予防、免疫反応の増強、あるいは病状の改善はできても、新型コロナウイルスの感染をなかったことにはできません」。
ビタミンDとは何か、なぜ必要か?
ビタミンDは必須栄養素と呼ばれ、私たちの身体では作り出すことができず、食事から摂取する必要があるもの。ビタミンDは腸内でカルシウムの吸収を助け、
骨の形成と維持に役立つとニュージェント氏は言う。
「カルシウムと組み合わせることで、骨粗鬆症を予防することができます。さらにビタミンDは、免疫機能やグルコース代謝など、他の多くの身体プロセスにも関与しています」
カトラー氏によれば、ビタミンDの効果については、現在も議論が続いている分野であるとのこと。
「骨形成のサポートに加えて、抗炎症作用、抗酸化作用、神経保護作用、免疫健康のサポート、糖尿病、心臓病、筋肉機能、脳細胞の活性化、さらには新型コロナウイルスなどが挙げられます」
しかし効果が証明されているものは、より限定的とのこと。
ビタミンDの欠乏がもたらすもの
ビタミンDが不足すると、骨がもろくなったり、炎症の指標であるCRPの値が高くなったりする、とニュージェント。
彼女は、「ビタミンDの欠乏と死亡の早期リスクとの間には関連があるようだ」という研究結果を支持している。
子供の場合、ビタミンDの欠乏は、くる病(骨軟化症)の発症につながり、骨の変形や、ひどい場合には発達の遅れや成長不全につながる可能性がある、とニュージェント氏。
ビタミンDを十分に摂取するには?
ビタミンDは「太陽のビタミン」とも呼ばれ、必要なビタミンDを摂取するには日光に当たることが重要だとニュージェント氏は言う。
「日光に十分に当たらない方や、65歳以上の方、健康状態が気になる方は、ビタミンDの補給が必要かどうか、医師や栄養士に相談してみてください」。
計画的な食事プランも重要。ニュージェント氏によると、ビタミンDを多く含む食品には次のようなものが挙げられる。
・植物性のミルクやヨーグルト、豆腐、シリアル、オレンジジュースなどの、植物性食品
・ビタミンDが強化された乳製品(牛乳、ヨーグルトなど)
・舞茸
・日光(紫外線)を浴びたキノコ類
・サーモン
健康維持に不可欠なビタミンD
ビタミンDは、体内で多くの重要な機能を担っており、ビタミンDが欠乏している人は、特定の健康状態のリスクが高い可能性があることが研究で示唆されている。
今回の研究結果は、ビタミンDを十分なレベルに維持することが、早死を防ぐために重要であることを示唆する、より多くのエビデンスを提供するもの。
「ビタミンDは、単に骨に重要な栄養素というだけでなく、生命維持に不可欠なのです!」とニュージェント氏は話す。
ここからはミーの考えです。
もうビタミンDの必要性は否定できないと思います。
サプリなどから摂取するには無理があるようで、やはり適度な日光浴がビタミンD生成のためには最もよい方法と思います。
欧米人が15時ごろから日光浴を習慣づけているのは理にかなっています。
何度か書いていますが、化粧品メーカーなどが美白商品を売りつけるために、紫外線の恐怖を必要以上に植え付ける行為はある意味犯罪のように思えます。
美白はきれいですが、紫外線の下ではまるでジャングルに置き去りにされて赤ん坊のごときです。
完全に有害な紫外線から無防備となってしまいます。
美白=皮膚がんのリスクが逆に高まるように思えます。
適度な日焼け(紫外線の弱い時間帯の)が、有害な紫外線から守ってくれるバリアーとなると私は信じます。
昨日書きましたお米とともに、お日様は人間にとってなくてはならないものなのです。
突拍子もない情報に惑わされませんように。