以前にも書きましたが、所有の約2,000枚のCDをiTunesに取り込みまして、その2,000枚のCDは全て中古CD買取業者に買い取ってもらいました。お陰でCD2,000枚分の収納スペースが無くなりスッキリしましたし、なんといってもCDプレーヤーで聴くよりもiTunesに取り込んだ音の方が断然心地良く音楽的な再生音です。
でも僕が一番心地良い音だと思うのは、やはりLPレコードの音なんですねぇ。CDの音などとは比べ物にならないくらい音楽的な音で心地良い。かといってiTunesやiPodのような手軽で便利なプレーヤーを使い慣れてしまうと、わざわざレコードをターンテーブルに置いて針を落として聴くという行為はちょっと面倒臭い。
という訳で、暇を見つけては少しずつレコードもiTunesに取り込んでいます。もちろん波形編集、レベル最適化、ノイズ除去などマスタリング的処理も施します。レコードの場合は、デジタル化してもやはり音の心地良さは全く失われないんですねぇ。iTunesに取り込んでしまえば、いつでも手軽にレコードの音を楽しめる訳です。
特にジャズはやっぱりレコードで聴きたいところ。コルトレーン、マイルス、J.J.ジョンソン、カーティスフラーとかは断然レコード。同じアルバムをレコードとCDで両方持っていたりするのですが、CDだとジャズの心地良さというものがあまりない。レコードだともう背筋がぞくっとするような感動がある。
ちなみに、カセットテープの音も大好きで、たとえノイズだらけでもCDの音よりも好きだったりします。昔はFMをエアチェック(おもいっきり死語!)した音源をダブルカセットデッキで編集して自分オリジナルのテープを作ったり、貸しレコード店でレコードを借りて来て録音したテープが沢山あったのですが、引っ越しの時に全部処分してしまいました。今思えば非常にもったいないことをしてしまいました。特にFMでエアチェックした音源は今買いたくても買えないような貴重な音源ばかりでしたから。
iTunesやiPodはとても便利なんですが、カセットテープ時代のような自分だけのオリジナルテープを作るような手作り感は楽しめません。まぁ、今はやりたくても時間的余裕が無いのでまず無理ですが、中学、高校時代はカセットテープの編集が大好きでした。
必ずしもノイズがなく、クリアな音質の方が心地良く音楽を楽しめるとは言えないもので、レコード特有のプチプチノイズも僕にとっては心地良い音に聴こえます。人間の感覚とはそういうものなんですね。

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