先日も書きましたが、70トラックもあると各トラックにプラグインエフェクトを挿していくとコンピューターの処理が追いつかなくなり、まともに音を再生できなくなってしまうんですねぇ。現在使っているMac Proは2.4GHz8Coreなので、それなりに強力なマシンなのですが、それでもマシンパワーが全然足りません。仕方がないので、リアルタイムエフェクトをあきらめて最初にエフェクトをかけた状態のファイルを書き出す(バウンスする)のですが、そうするとミックス途中でエフェクト設定を調整することが出来ません。最悪の場合また最初からバウンスをやり直すしかないのですが、この繰り返しでもう本当に時間を食ってしまいます。
10年前のことを考えれば、もう単純に比較出来ない位にコンピューターの性能は飛躍的に上がっているのですが、それに合わせてプラグインエフェクト(ソフト)の方も肥大化して来るので、コンピューターの処理が追いつかない、という状況は10年前と全く変わらず、いつまで経ってもコンピューターに振り回されているような気がします。音楽をクリエイトする時間よりもコンピューターと戦っている時間の方がはるかに長いです。特に納期が短い時には、コンピューターの処理が追いつかない状況は非常にストレスを感じます。この状況はなんとかならないものでしょうか。。。
