このエチュードは、マイナーペンタトニックスケール(1-b3-4-5-b7・・・この数字は度数を表しています)、ブルーススケール(1-b3-4-#4-5-b7)、ペンタトニックスケール(1-2-3-5-6)の3つのスケールを用いたリフ(2小節の短いフレーズ)が数十種類書かれています。リフのほとんどがFのキーで書かれていますが、当然12キー全てで練習する必要があります。12キーで練習する時に移調して譜面に書くのではなく、頭の中で移調(変換)しながら練習することをおすすめします。譜面に書いてしまうと音符を追うことだけに集中してしまい、繰り返し練習してもなかなか覚えないからです。この練習はとにかく覚えるということが一番の目的です。理屈抜きで沢山のリフを身体に覚え込ませれば、おのずとブルージーなアドリブフレーズが自分の中から溢れ出てくるようになるはずです。
