Sliding Cafeマスターのブログ

新しいマウスピースのテスト開始

細管テナー用マウスピースを長年使って来たStork NY 7CからMarcinkiewicz(マーシンキウィッツ) ET2に変えて約半年が経ち、さまざまなシチュエーションで吹いていく中でいろいろな部分が分かってきました。マウスピースそのものが持つ音色もそうですが、自分との相性、楽器との相性なども半年位使ってみると非常にハッキリと分かってきます。

Marcinkiewicz ET2の音色、吹奏感は非常に好き、自分との相性、楽器との相性もバッチリなんですが、半年の間にこういう演奏シチュエーションではもっとこうあって欲しい、あるいは少し吹きにくい、音色がもっとこうだったらなぁ~という部分も出て来て、このマウスピースの不得意分野が明確に分かって来ました。以前にも書きましたが、どんなマウスピースでも100%奏者の要求どおりに答えてくれるようなマウスピースは無く、それぞれ得意分野と不得意分野があり、例えばリムが平でエッジが立っているマウスピースは、音の輪郭がハッキリして音の立ち上がりが良いけれども、リップスラーなどの柔軟性に欠ける、その逆にリムが丸くてエッジも丸いマウスピースは柔軟性には長けるけども音の輪郭がぼやけやすい等、マウスピースの形状の違いなどによって特徴があります。

それぞれのマウスピースの特徴により、どの部分を奏者自身の方で適合させるかによってマウスピースの選択が変わって来る訳で、マウスピースの特性と自分の奏法とのバランス取りの部分が一番難しいところです。とは言え、30才位まではマウスピースに関しては全く無頓着で、楽器付属のバック11Cをずっと長く使っていました。特に他のマウスピースに変えてみようかという気も全く起こらず、何不自由なくバック11Cを使っていました。他を知らなければ、今持っているもので何ら不自由は感じないものです。しかしながら、より自分に適したマウスピースに出会う機会があると、更にいろいろと試してみたくなるもので、気が付けば50本以上のマウスピースコレクションが・・・。

一昨日から試している新しいマウスピースは、世界的に超有名メーカーでありながら、今まで自分の選択肢には全く入っていなかったマウスピースなんですが、かなり良い感じです。やはり半年位継続して使ってみないと、本当に自分に合っているのかどうかの判断は出来ませんが、この3日間使ってみた時点では非常に気に入っています。

おそらくどんなマウスピースなのか気になっている人もいると思うので、また近日中に紹介したいと思います。

人気ブログランキングへ

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「楽器・機材関連」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事