先日ミックス&マスタリング完了した6曲のCDプレス入稿用のマスターディスクを作成中。曲ごとに細かな曲間設定があったり、クロスフェードしながらつなげる曲などもあり、このような細かい注文がある場合は、マスターディスク用のデータ作成だけでも結構時間がかかります。曲間秒数にもの凄くこだわるアーティストさんって時々おられるんですよねぇ。曲間調整作業が面倒臭いから言う訳ではありませんが(そういう気持ちもなきにしもあらずですが、、、)、「曲間なんてどうでもいいじゃん」というのが僕の考え。曲間なんて全部2秒でいいんです。LPレコード時代であれば、レコードを聴き始めたら1枚を通して最後まで聴かれる機会も多いので、曲間の時間設定も演出のひとつとして重要だったかもしれませんが、CDは簡単に曲を飛ばせるし、音楽ダウンロードであれば、曲間はほとんど意味を持ちませんから。曲間にこだわる時代では無いと思います。
曲間にこだわると、マスターディスク作成に時間がかかるため、その時間分だけ肝心の音楽本編の音作りにかけられる時間が減ってしまうんですね。アーティスト本人にとっては自分の作品なので、曲間にこだわりたい気持ちは良くわかりますが、今はもう既に曲間にこだわる時代では無い、ということも知っておいて欲しいと思います。
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