こんなこと考えました

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ラノベの魔法に関して

2022-12-27 02:47:40 | Weblog
好きなジャンルであるファンタジーの魔法系設定だけども、今ひとつ変化がない項目に、適応する属性が決められている。と言うものがある。
大抵の場合、主人公には全ての属性が他人よりもすごく強い。というチート能力が与えられている。しかも、転生や生まれ変わりと称して、大人の判断力や道徳的考え方を持っており、基本他人に迷惑をかける行動は避ける。読者ウケのいい行動を取る。欲望の赴くままに、好き放題やらかす主人公を見る気はないが、マンネリ感を感じるのもある。

魔法に関しても、ほぼ全ての人類に使える素養はあるが、主人公が検査では全く使えなかったり、逆に全ての素養がある。として始まる。一芸に秀でる。パターンも増えてきているが、その使い方がチートすぎて、全ての属性をカバーしてお釣りが来るほどの設定がめだつ。
魔法を使える設定も、魔素(エネルギーの素)があって、それを使う。精霊がいて力を貸してくれる。パターンに二分されている。
では、大規模な魔素を使った場合、その地域に魔素は残っているのだろうか? 
一時的な酸欠状態になりはしないのか? そこのところを説明した作品を知らないだけかもしれない。
とコマで書いて、自らの内部から発生する。というのが古くからの設定なのを忘れていた。それならば、個人差があるのでいくらでも強い能力を発揮できる。と言うのが主人公なのだが、大抵の場合は、特定の能力に限定されていて、訓練の結果身につけた能力だったりする。
しかし、最近の設定では、何の努力もなく、全ての能力を最初から与えられている。という、小学生レベルの願望ばかりの作品が多い。
それを考えると、少女漫画の設定の方がまだ、努力をしているように感じられるのは、作品を知らないせいなのだろうか。

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