友に背中を押してもらった事

息子の前で泣けない時や、
息子の前では話せない事がある時、
私は車の中で

きんちゃんに電話をして
話を聞いてもらいました。

そんな頃、

きんちゃんが私の休みに合わせて
時間を作ってくれて、

ご主人のしょうちゃんと
会いに来てくれました。

しょうちゃんは職種は違いますが、
一緒の職場で働いてた、

私たちの先輩です。

電話では話す事のできなかった事を、
涙を流しながら話す私を見て、
一緒に泣きながら話を聞いてくれた
きんちゃん。

私が悩んでいた2つの事を話した時、
ずっと黙って聞いていてくれた

しょうちゃんが
「舞さんに

聞いてもらったらどうかな」
と、言ってくれました。

舞さんも、

しょうちゃんと同じ職種の
私たちの先輩です。

舞さんが

何か選択しなければならない時に、
導いていただいている方がいらっしゃるという話を、

しょうちゃんが思い出してくれたのです。

「今日、舞さんに連絡してみるね」
と、言って私たちは席を立ちました。

あっという間に5時間が経過していました。

駐車場できんちゃんが
「みっこ。」と、言って両手を広げ
私をギュっとハグしてくれました。

そして、

きんちゃんとしょうちゃんは
車で1時間かかる自宅へと帰って行きました。

きんちゃんのハグは、
弱っている私に

頑張る勇気をくれたのです。




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