先日はドラマ「火垂るの墓」を見ました。
いきなり感想を述べてしまうと、長かったけど相当よかったです。
っていうか、エンディングに桜井和寿を起用するなんて反則だYO!
もう涙こらえるのに必至だったさ。
母の死に気付いていると節子が告白する場面。
スタジオジブリが製作したアニメ版同様、グッと来ました。
ドラマ版は子役の子がよかったですね。
特に台詞がアニメのそれとクロスオーバーしてさ。
もう蘇る蘇る。節子ちゃん、清太さん、相思相愛兄妹愛。
もちろん女優、松嶋奈々子さんの演技も流石でした。
彼女が憎まれ役をやるなんてまさかね、って思ってたけど、
思いの外ピタッ!ってはまってました。凄いよ奈々子!(黙れ
生瀬勝久さん、段田安則さんら脇を固める俳優人も光ってたなぁ。
人物設定が多少異なっていましたから単純比較するべきではありませんが、
ドラマ版はアニメ版では描かれなかったシーンが追加されていたので、
多くの視聴者に新鮮な印象をもたらしたことだと思います。
しかしながら、変わらないのがこの作品が持つ確かなメッセージ。
戦争というものが如何に愚かな行為か、そして如何に人格を変えてしまうか。
僕たちは「火垂るの墓」を見る度にその戒めであり教訓を深く胸に刻みます。
この作品がある限り、日本人が戦争の惨禍を繰り返すようなことはない
と僕は思っているのですが、実際のところどうなんでしょうか。
日本は、少しずつ戦争に近づいている。
原作者の野坂昭如さんは、そう指摘しました。
実のところ、僕もそのように感じています。
おそらく憲法9条は改正されます。
もちろんそれは日本が戦争を行うためではありませんが、
それを他国がどう思うか。緊張感の高まりは避けられないでしょう。
世界史によれば、1989年に冷戦は終結したそうです。
でも、それは表面的なことでしかない。と僕は考えます。
ベルリンの壁は崩壊しました。
アメリカとロシア(旧ソ連)は仲直りしました。
しかしながら、核兵器はどこに行ったのでしょうか。軍縮は進みましたか。
未だに紛争が続いているのは何故?テロが繰り返されているのは何故??
この世界から核の脅威は消えていません。
広島に投下された原爆より何千倍もの威力がある核兵器が開発されていて、
それがこの世界にいくつもあるんだそうです。それがボタン1つで発射されます。
地球を好きなだけ破壊出来ますね。いつこの世界が滅びても可笑しくありませんね。
全部が全部という訳ではないけれど、
僕は今の世界を結構気に入っています。日本も好きです。
だから、今の世界を破壊しようという人がいたら、絶対に許しませんよ。
平和を脅かそうという行為には断固立ちはだかって阻止してみせます。
この素晴らしき世界を滅ぼされてなるものか。絶対に存続させてやる。
さて、意思表示を示したところで本題に戻りましょう(笑)。
ドラマ版「火垂るの墓」のもう一つの功績がそう、桜井×野坂。
たしか“Everything is made from a dream”*(『Q』収録)の間奏で
ボーカルの桜井さんが野坂昭之さんの名前を呟いてましたよね。
藤原組長と並列で!(笑)
*正しくは、“友とコーヒーと嘘と胃袋”でした。訂正致します。
ちなみに、“Everything is made from a dream”の間奏部分には、
「核爆弾」という単語が登場します。ぜひ一度聞いてみて下さい。
2005年11月、ようやくこの楽曲の真価が発揮された訳です。
よくやった、日本テレビ。偉いよ、統括プロデューサー。
どこかのIT企業に買収されないよう気をつけてね。
ところで、今週末はNHKアーカイブスに注目して下さい!
85年に放送したドキュメンタリー「戦艦大和」を再放送します。
放送日時は、6日23時10分とのこと。予約録画してでも見ましょう。
当ブログ、KAIGANでも引き続き戦争の話題を扱っていきますので、
可能な限り読者の皆様に目を通して頂ければ有り難く思います。
正直ね、単独で戦争のことを語るっていうのは心細かったの。
この時期に戦争を題材にしたテレビ番組が続いてくれて嬉しい限りです。
嗚呼、なんて力強い味方なんだろう。日テレさん、NHKさん、ありがとネ!
【関連リンク】
★野坂昭如(Wikipedia)
かなり壮絶な人生を送られています。ミスチルの桜井君が尊敬する理由が分かる。
オフィシャルホームページもチェック。一瞬、浜田省吾さん!?って思っちゃったよ。
★火垂るの墓(Wikipedia)
この映画が劇場公開された当時、「となりのトトロ」との二本立てだったらしい。
凄い組み合わせだと思う。「ゴジラ」と「ハム太郎」の同時上映を彷彿とさせるね。
いきなり感想を述べてしまうと、長かったけど相当よかったです。
っていうか、エンディングに桜井和寿を起用するなんて反則だYO!
もう涙こらえるのに必至だったさ。
母の死に気付いていると節子が告白する場面。
スタジオジブリが製作したアニメ版同様、グッと来ました。
ドラマ版は子役の子がよかったですね。
特に台詞がアニメのそれとクロスオーバーしてさ。
もう蘇る蘇る。節子ちゃん、清太さん、相思相愛兄妹愛。
もちろん女優、松嶋奈々子さんの演技も流石でした。
彼女が憎まれ役をやるなんてまさかね、って思ってたけど、
思いの外ピタッ!ってはまってました。凄いよ奈々子!(黙れ
生瀬勝久さん、段田安則さんら脇を固める俳優人も光ってたなぁ。
人物設定が多少異なっていましたから単純比較するべきではありませんが、
ドラマ版はアニメ版では描かれなかったシーンが追加されていたので、
多くの視聴者に新鮮な印象をもたらしたことだと思います。
しかしながら、変わらないのがこの作品が持つ確かなメッセージ。
戦争というものが如何に愚かな行為か、そして如何に人格を変えてしまうか。
僕たちは「火垂るの墓」を見る度にその戒めであり教訓を深く胸に刻みます。
この作品がある限り、日本人が戦争の惨禍を繰り返すようなことはない
と僕は思っているのですが、実際のところどうなんでしょうか。
日本は、少しずつ戦争に近づいている。
原作者の野坂昭如さんは、そう指摘しました。
実のところ、僕もそのように感じています。
おそらく憲法9条は改正されます。
もちろんそれは日本が戦争を行うためではありませんが、
それを他国がどう思うか。緊張感の高まりは避けられないでしょう。
世界史によれば、1989年に冷戦は終結したそうです。
でも、それは表面的なことでしかない。と僕は考えます。
ベルリンの壁は崩壊しました。
アメリカとロシア(旧ソ連)は仲直りしました。
しかしながら、核兵器はどこに行ったのでしょうか。軍縮は進みましたか。
未だに紛争が続いているのは何故?テロが繰り返されているのは何故??
この世界から核の脅威は消えていません。
広島に投下された原爆より何千倍もの威力がある核兵器が開発されていて、
それがこの世界にいくつもあるんだそうです。それがボタン1つで発射されます。
地球を好きなだけ破壊出来ますね。いつこの世界が滅びても可笑しくありませんね。
全部が全部という訳ではないけれど、
僕は今の世界を結構気に入っています。日本も好きです。
だから、今の世界を破壊しようという人がいたら、絶対に許しませんよ。
平和を脅かそうという行為には断固立ちはだかって阻止してみせます。
この素晴らしき世界を滅ぼされてなるものか。絶対に存続させてやる。
さて、意思表示を示したところで本題に戻りましょう(笑)。
ドラマ版「火垂るの墓」のもう一つの功績がそう、桜井×野坂。
たしか“Everything is made from a dream”*(『Q』収録)の間奏で
ボーカルの桜井さんが野坂昭之さんの名前を呟いてましたよね。
藤原組長と並列で!(笑)
*正しくは、“友とコーヒーと嘘と胃袋”でした。訂正致します。
ちなみに、“Everything is made from a dream”の間奏部分には、
「核爆弾」という単語が登場します。ぜひ一度聞いてみて下さい。
2005年11月、ようやくこの楽曲の真価が発揮された訳です。
よくやった、日本テレビ。偉いよ、統括プロデューサー。
どこかのIT企業に買収されないよう気をつけてね。
ところで、今週末はNHKアーカイブスに注目して下さい!
85年に放送したドキュメンタリー「戦艦大和」を再放送します。
放送日時は、6日23時10分とのこと。予約録画してでも見ましょう。
当ブログ、KAIGANでも引き続き戦争の話題を扱っていきますので、
可能な限り読者の皆様に目を通して頂ければ有り難く思います。
正直ね、単独で戦争のことを語るっていうのは心細かったの。
この時期に戦争を題材にしたテレビ番組が続いてくれて嬉しい限りです。
嗚呼、なんて力強い味方なんだろう。日テレさん、NHKさん、ありがとネ!
【関連リンク】
★野坂昭如(Wikipedia)
かなり壮絶な人生を送られています。ミスチルの桜井君が尊敬する理由が分かる。
オフィシャルホームページもチェック。一瞬、浜田省吾さん!?って思っちゃったよ。
★火垂るの墓(Wikipedia)
この映画が劇場公開された当時、「となりのトトロ」との二本立てだったらしい。
凄い組み合わせだと思う。「ゴジラ」と「ハム太郎」の同時上映を彷彿とさせるね。
ナツさん、こんばんは。
率直な感想、本当に嬉しい限りです。
戦争ということで、そう簡単に書けるテーマではないのですが、
思っていることを文字にしたいという欲求に対して
素直に向き合い、それに従うことにしました。
唯一の被爆国である日本に生きる者として何が出来るんだろう。
なぜ今の世界があって、どうしたら平和に貢献出来るんだろう。
そういった意識が多くの人に宿ってくれることを願ってやみません。
▼あぐさん
初めまして。こんにちは。
フォローありがとうございます。
早速、修正させて頂きます。
パリ郊外の移民街で始まった暴動も気になりますね。
お互いを尊重し合う気持ちがないと共存出来ないであろうことは
歴史からして明らかであるのに、なぜ過ちを繰り返してしまうのか。
誠に遺憾ながら、そこに人間の愚かさを素直に認めざるを得ません。
今日のニュースではフランスで暴動がつづいてるそうです。フランスほどの国でも まだそういう状況になってしまうんですね。
世界中の人が平和を望んでるはずなのに なかなか上手くいかない・・・簡単ではない異民族共存の問題にアタマを抱えるばかりですね。
声を上げること、向き合うこと。
ナツも広島に住む人間として、出来ることをしなくちゃならないんだろうとも思っています。
でも、どう伝えたら良いのか・・・。
タツヤさんがここでこうして表現することは、とてもとても重要なことです。
広島の人間が声を上げるのは、悲しいかな、もう当たり前のように思われている気がして。
タツヤさんの言葉は、ナツの言葉とはまた違った重要な意味を持つように感じられました。