全ての芸術の中で、もっとも難しいのは「お笑い」
この一文でこの作者の感性合うかも、と思わせてくれました。
BIG3をあえて呼び捨てにすると、断りをいれる気持ちもすごくわかる。
ビートたけしはアントニオ猪木ではなく実はハルクホーガン、明石家さんまを武藤敬司、テレフォンショッキングはガチか?などなど、プロレスで例えるところもさすがに同世代(笑)
小林よしのり氏がAKB論で、秋元さやかを藤原喜明に例えていたのも笑えましたが(笑)
それに、教師びんびん物語などを手掛けた脚本家・矢島正雄原作の名作漫画「人間交差点」の影響を受けてるという点も、自分とおなじでうれしい。
北野映画で一番好きなのが「ソナチネ」というところも一緒!
おなじ作品を作るもののはしくれとして、
彼の、全ての作品はパクりから出来ていて、パクっていい条件があるという持論にも同意できます。
あと、BIG3になんの関係もないのに、話のながれで
ミスターこどもたちのボーカルの略奪婚に成功した元GGGの嫁さんが、10代の素人時代にナンパカメラマンにエロ本写真とらせてた過去を暴露してるのが笑えました。ご本人、まさか「タモリ論」でそんなこと書かれてるなんて思いもしないでしょうね(笑)いい迷惑ですよねー
と、感想を書いていくと…
ほとんどタモリのことが出てこないことに気づきます。。
他のレビューをみてみると、タイトル詐欺だのとボロクソいわれてますね(笑)
俺は、作者自身に親近感を覚えたのでよかったですが、残念ながら、多くの文句を言われている方にむけて、この本をかばうことはできませんね(笑)
あと一点、本文中にあきらかな事実誤認がありましたので、指摘させていただきますね。
たけしがタモリを「タモさん」と呼んだのは、
あれが初めてじゃありませんよー
タモリ本人がいないところでは、基本呼び捨てにしてますが、一緒のときはいつも「タモさん」って呼んでますよ。
俺もなかなかのBIG3ウォッチャーなのでまちがいないですよ(笑)
彼の記憶には「笑っていいとも!」の記憶はほとんど残らないんだろうなあ…
でも、タモリさん自身にはこらからも活躍してもらって、こどもに知ってもらいたいです。