潮待小屋

続・釣り師の料理


キスの干物もオツな味

大事なレパートリーを忘れていた。
それは、「干物」。
アジや背黒イワシなどが沢山釣れて食べ切れなかったときには、干物にするとよい。
干物作りに必要なのは、釣り具量販店などで500円前後で売っている干物ネット。
虫が入ってこない細かい網で出来ていて、中が三段構造になっている。
これを使って、天気の良い日にただ干すだけ。簡単だ。
アジの場合は背開きにして、はらわた、エラを取り、濃い目の食塩水で洗う。
背黒イワシの場合は、ただ塩水で洗うだけ。
これをネットの中に並べて干す。
よく晴れた日なら、1日で完成。
晩酌のつまみに最高。残ったら、冷凍しておけばよい。

「ハゼの焼き干し」もお奨めだ。
秋に釣れるハゼを、わたを取っていったん素焼きにしてから天日でからからになるまで干すのだが、これが正月の雑煮のダシに最高なのである。
本当に美味しいから、機会があったらぜひお試しあれ。

 

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