今朝は台風５号の影響で海は大荒れ。
当然、出漁も見送るのが普通なのだろうが、そこは諦めの悪い管理人のこと。
せめて海の様子だけでも見てみないと気が済まない（笑）。
こんな日に餌やコマセを買って無駄になってももったいないので、とりあえずルアーロッド一本だけ持って出発した。
国道１２８号線を南下し、最初に海が見えるのはTT海岸。
TT漁港(②-(1))の様子をチェックしてみると、なんと、大波が堤防の上を洗っている。
南風も非常に強く、とてもまともにルアーをキャストできる状況ではない。
あちゃあ・・・。
でも、せめて一投でも投げて見ないと気が済まない（笑）。
南風と波の影響を避けられそうなャCントをラン＆ガンでチェックしてみることにした。
１２８号線バイパスを通って一気に南下し、まず最初にやってきたのはAT漁港(⑤-(8))駐車スペース前の岸壁。
ここは背後の山が南風を遮ってくれるャCントだ。
普段は穏やかなファミリー向けの釣り場だが、今日は外海のうねりの影響でかなり波立っている。
スズキでも入ってきていないかと港内をミノー＆トップウォーターでチェックするも、反応なし。
３０分ほどで移動。
お次はKM漁港(⑤-(3))湾奥の岸壁。
ここも普段はファミリー釣り場であるが、南の強風時には逃げ場になるャCント。
常夜灯周りを数か所チェックしたが、ベイトフィッシュの影もなく、水色も良くないのですぐに移動。
このころから、風はさらに強く、海は一段と荒れ模様になってきた。
旧国道を北上しながらチェックした途中の各釣り場は、どこもかなり危険な状況で、竿を出す気も起こらず。
もしも堤防に出たりしたら、命に別状あるに違いない。
くわばらくわばら。
（それでも、かなりの数の釣り師の姿を見かけた。その後の安否が心配です・・・。）
そしてやってきたのはKU漁港(③-(9))市場前の岸壁。
ここは突風に体ごと吹き飛ばされでもしない限り安全（笑）。
ただ、南風だとどうしても左方向からの吹きさらしになってしまい、波の影響はほとんどないものの、ハードプラグではキャストもままならない。
ルアーをメタルジグに交換し、ジャーク＆フォールで探るも、生体反応なし。
釣れる予感もほとんどなし。
やがて東の空が明るくなり始め、朝マズメのゴールデンタイム。
このころから風向きも少し西寄りに変わり、向かい風になってきた。
おや！これはひょっとして、いけるかも♪
さっそくTN堤防内側の岸壁に移動。
ここでは西風は追い風になり、さらに背後の高い堤防が風を遮ってくれるので、ほとんど影響が無いのだ。
足元には小メジナが群れていて、コンディションは悪くない。
餌を用意していればそこそこ小物釣りが楽しめたかもしれないが、今更悔やんでももう遅い。
今日はマッチョなルアーしか持ってきていないのだ。
30センチオーバーのフィッシュイーターしか釣れん！
ルアーをソフトルアーに交換して、最近はやりの「ワインド釣法」で桟橋周りを探ってみる。
ルアーをいったんボトムまで沈めたのち、しゃくって、しゃくって、ひたすらしゃくりまくる。
はたから見たら、エギングに見える（笑）。
ルアーの色を変えてみたり、シンカーのウエイトを変えてみたり、かなり真剣モードで探ってみたが、残念ながらアタリはなし。
ああ疲れた・・・。
その後、岬をぐるっと回ってKZ港、TH港と北上するも、既に日も高く、一応ルアーをキャストしてはみたものの、当然のごとく生体反応は皆無。
ただ、この辺りの釣り場が南西風に強いということは確認できた。
南にむかって開けた釣り場にくらべて、波の影響も少ないようだ。
HB港だけは、堤防が低いため危険な状態だったが。
というわけで・・・
がびーん。
本日は見事に丸ボウズでした（泣）。
HB海岸(③-(1))にのぼった朝日が、哀愁の釣り師を切なく照らす。
あもーれ！魚ちゃん。
今日は「コマセ臭」も「生魚臭」も一切しない管理人。
くやしいので、普段は気兼ねして入れないデニーズで優雅に（？）朝食をとって帰路に着いた。
途中、IM川河口(①-(6))の様子をチェックしてみたところ、小さなデキハゼがたくさん釣れていた。
今年のハゼの湧きはまずまずのようだ。
こっちでハゼ釣ってた方がよかったなあ・・・。
ちなみに今日は花火大会らしいが、この強風で大丈夫なんだろうか？
・・・・・・・・・・・・
＜本日のBGM＞
釣り師には厳しい状況も、サーファーにとっては最高のコンディションなんだろうね。
