「でかアジ」退治を目論んで南房磯へ突入した前回の釣行。
まさかの小アジ祭りであっさりと返り討ちにあってしまった（泣）。
くっ、悔しい。
このまま引き下がるわけにはいかない。
雪辱を果たすべく、再度、南房磯へと向かった。
FMラジオからヘビーローテーションで聴こえてくるのは、新人アーティストの"家入レオ"の新曲「SHINE」。
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http://www.youtube.com/watch?v=J0HGFly2kO8
先日たまたまTV出演しているのを見て以来気になっていたのだが、R&Bもどきのステロタイプな女性シンガーが巷に溢れかえる中、久しぶりの正統派シンガーの登場である。
しかもまだ弱冠１７歳なのだとか。
若く輝く才能に心揺さぶられつつ、車は山道を抜けて、いつもの海岸ロードへ。
午前２時半、ャCントに到着。
駐車スペースに車を停めて、磯の様子をチェックする。
海面は見事にベタ凪。カゴアジ日和である。
先行者のLEDの明かりが見えるが、私の入るスペースは十分ありそうだ。
ウエーダーを履き、背負子を担いで、満潮で水没した進入ルートを進む。
途中、水面下に沈んだ深いクレバスを慎重に跨ぎ、磯の前面に出る。
磯の先端に居た先行者は・・・・・実はロコパパさん。
「お久しぶりです～♪」と挨拶を交わしてタックルの準備をしていると、いきなりロコパパさんのロッドが曲がる。
あがってきたのは、なんと、良型のイサキ！
げげげ！
続いて、間髪を入れず、４０cm近くあろうかというギガアジ！
ギョギョギョ！
まじですか？
強烈な先制パンチで激しく動揺し、付け餌のオキアミの箱を蹴飛ばして足元にぶちまける私（汗）。
どうにか準備を整えて、はやる気持ちを抑えながら第一投。
仕鰍ｯが馴染んだところで軽く竿先をあおり、コマセを振り出して誘いを入れる。
すると、つんつんという前アタリの後、ウキがスパッと海中に消えた。
しっかりアワセを入れて取り込みに入ると、ゴンゴンゴン、と首を振るような独特のファイト。
この引きはアジではない。
もしかして、いきなりアレですか？
姿を見せたのは、予想通り３５cm弱の磯イサキ。
やったね。今年の初物だ。
これだけで、今日はもう十分嬉しいぞ（笑）。
しかし・・・今回はこれだけでは終わらなかった。
その後もイサキのヒットが続き、なんと開始後６投で５匹ゲット。
外した一投は仕鰍ｯ絡みのトラブルがあったためで、実質一投一匹。
こういうのを「入れ食い」というのだ。
いや～、楽しい。実に楽しい。
と、ここでロコパパさんが朝マズメのサーフに向かうため撤収。
お疲れ様でした♪
一方の私は、ロコパパさんの「このペースなら軽くツ抜けですね」という言葉についつい調子に乗り、そのまま朝マズメまで粘ることに。
しかし、この後、どういうわけか急にアタリが遠のいてしまった。
あれれ？おかしいな。
ロコパパさん、魚の群れまで連れて行っちゃった？（笑）
結局、その後は疎らなアタリを拾って２匹を追加したのみ。
残念ながらツ抜けは出来なかった。
さらに、東の空が白み始める頃になると、カタクチイワシの群れが磯周りに現れ、付け餌をつついて釣りにならなくなってしまった。
朝マズメに期待した「でかアジ」にも肩透かしをくらい、第一ラウンド後半は尻すぼみで終了・・・。
＜本日の釣果＞
イサキ３１～３６ｃｍ×７匹、開始から２時間ほどでの釣果
ベタ凪
第二ラウンドは、アジングタックル片手に帰宅コース上の外房漁港をランガン。
なんとか２５ｃｍ程のアジを一匹釣って、「アジングでアジを釣る」（当たり前かｗ）という宿題もとりあえずクリアした。
釣ったアジ君はその場でリリース。
お土産は既に十分確保しているので、それ以上魚をいじめることは差し控えた。
港内で良型のカマスを釣っているアジンガーがいたので、そのテクと仕鰍ｯを「ちら見」で盗み、次なる宿題としてロックオン（笑）。
最後は、大原の行きつけの酒屋さんで、お気に入りの地酒を調達してフィニッシュ♪
一宮町東浪見の地酒「稲花正宗」
今回もでかアジは釣れなかったが、久しぶりのクーラーボックスの重さに十分満足の釣行となった。
次こそは、「ギガアジ」退治だ！
＜本日の最大魚＞
＜tackle data＞
（カゴフカセの部）
ロッド：がま磯カゴスぺ3?3
リール：ステラSW4000XG
ライン：PE1.5号＋ナイロンリーダー6号
ウキ：電気ウキ1号
カゴ：かめやま式フカセカゴ
ハリス：フロロ3号
針：チヌ３号
（なんちゃってアジングの部）
ロッド：ブリーデンGRF-TX78M
リール：ステラC2000S
ライン：PE0.6号
仕鰍ｯ：かめやま式キャロ＋ジグヘッド
