タイトルでいきなりネタバレ（笑）。
はい。釣れませんでした。
釣れている情報をお探しの方は、時間節約のため次の巡回先へスキップされることをお勧めいたします。
◇◇◇◇◇
美味しいアジを食べたいという家族のリクエストを受け、今週末はアジ狙いで出撃。
青い餌屋さんでコマセを仕入れ、目的地の外房某港へ向けて車を急がせる。
今回向かった外房某港は、私がアジ釣りにハマるきっかけになった場所。
10年ほど前には、毎週のように通い詰めてアジばかり狙っていた。
当時は釣り人も少なくのんびりと竿を出せる穴場だったのだが、その後アジ釣り人気の高まりとともに大勢の釣り人が集まるようになり、混雑が苦手な私はここ数年一度も竿を出していない。
しかし、今日はこの冬一番の冷え込みになるらしい。
流石にこの寒さなら、釣り人も減ってすいているだろう。
かつて私が通っていた頃は、真冬になると朝までひとりぼっちというのが当たり前だった。
綺麗な海を眺めながら、のんびり竿を振れたら嬉しいな♪
午前4時、かつてのHG港に到着。
堤防の様子は・・・・
マジですか！
先端ケーソンは立錐の余地なし。
やむなく、少し下がった港内内側で竿を出す。
朝マズメの時合を待つ間、隣に座った常連さんらしい釣り人から最近の様子を色々と教えて頂く。
有難うございます。恐縮です。
野暮な昔話は自粛いたします（笑）。
そして、いよいよ朝マズメ。
ケーソン先端～外側ではレギュラーサイズのアジが次々とあがり始める。
しかし、内側はさっぱり。
回遊するアジの群れは、港の入口で引き返しているようだ。
ん～、ん～、ん～・・・
やっちまったぜ！（泣）
日が昇るまで粘ったが、レギュラーサイズのアジ4匹で時合終了。
惨敗でござる。
これ以上の長居は無用と道具を片付けて堤防を立ち去ろうとしたところ、堤防先端がにわかに騒がしくなった。
引き返して様子を見に行くと、泳がせの釣り人が目測90㎝くらいのヒラマサを鰍ｯて奮闘しているところだった。
最後までは見なかったが、無事に取り込みできたかな？
おめでとうございます。
◇◇◇◇◇
食材調達ミッションに中途半端に失敗して傷心のワタクシ。
このままでは帰れないと第二ラウンドに突入。
ロッドを持ち替えてサーフをランガンし、ヒラメの姿を探してみた。
三か所目のャCントの小突堤の先端で、沈み根と砂地の境目辺りにルアーを通すと・・・
ググンッ！
ソゲサイズが釣れた。
やたら肉厚で美味しそうな個体だったのでキープ。
サイズは測ってはいけない。
体長よりも肉量だっ！（笑）
とりあえず今夜の食材は確保できたので、これにて納竿。
ていうか、サーフ歩きでめっちゃ疲れた。
もはやサイズアップを狙う体力は残ってない。
好物の2色パンをかじって少し休憩したのち、撤収した。
抜け殻状態のワタクシ（笑）
次回はリベンジだっ！
＜おまけ＞
サーフで拾った貝殻いろいろ。
上段左から、ツメタガイ、ナガラミ（ダンベイキサゴ）、サルボウ、ワスレガイ。
下段左から、コタマガイ、ハマグリ（チョウセンハマグリ）、ホッキガイ（ウバガイ）。
ついでにレアキャラの「タコノマクラ」もゲット。
これは貝殻ではなくウニの一種だ。
南方系のサルボウと北方系のホッキガイが同じ場所に棲息しているというのも興味深いことで、暖流と寒流がぶつかる外房の海の豊かさの証拠だと思う。
◇◇◇◇◇
さて、今週の料理編。
久しぶりのアジとソゲは、刺身で頂いた。
やっぱり美味しいね。
家族4人で一皿ぺろりと無くなった。
ちなみに最近こだわっている刺身用のお醤油。
富津の宮醤油店さんの「さしみ醤油」と「再仕込み醤油」。
白身のヒラメ（ソゲ）は、すっきりした濃口醤油の「さしみ醤油」で。
赤身のアジは、濃厚な獅ﾝが魚の脂に負けない「再仕込み醤油」で頂く。
醤油との相性ひとつで、魚の味は驚くほど引き立つのである。
料理とお酒の相性も重要。
シンプルな魚料理には、芳醇なボディと華やかな香りのお酒を。
奈良県の「風の森」秋津穂純米。
こちらも美味しゅうございます♪
