予報によれば、金曜日夜から土曜日午前中にかけて、まとまった雨が降るらしい。
さて、どうしよう。
今週末の釣行は見送るか。
いやいや、まてよ。
この雨で出撃する釣り人の数が減り、普段の週末なら入釣困難な一級ャCントに入ることができるかもしれない。
ダメで元々。
ショアジギタックル一式車に積み込んで、小雨の降る中出撃した。
午前３時過ぎ。
底物・上物ャCントとして有名な一級磯に到着。
普段の週末であれば、ルアーを投げる隙間などない。
駐車スペースを見てみると、この天気にも関わらず数台の車が停まっている。
おそらくカゴ鯵師だろう。
釣り座は満席と思われる。
しかし、私には勝算があった。
ナウキャストの降水予報によれば、この雨はこれから４時半にかけてピークを迎え、その後は落ち着いてくるのである。
スマホの画面で雨雲の動きをチェックしながら、しばし車中で待機した。
すると案の定、雨足が徐々に強まり、大粒の雨が車の屋根を激しく叩きはじめた。
しばらくすると、釣り人が次々と引き揚げてきて、車に荷物を積み込んで帰って行った。
そして、日の出前には、駐車スペースに残っていた車は私の車だけになった。
よし、作戦通り。
私は悠然と身支度を整え、雨足が弱まった頃合いを見計らって、無人となった一級磯へ突入した。
さて、その結果は・・・・・
結論から言うと、惨敗（泣）。
カマスの活性が非常に高く、3/0サイズのフックに次々と鰍ｩってくるが、本命の青物の気配はなかった。
二時間程粘った末、このャCントは諦めて、次の釣り場へ移動。
やってきたのは、近年、青物ャCントとしてルアーマンに人気の高い某有名地磯。
平日でもアングラーの姿が絶えないと聞き、私はここ数年、このャCントを避けてきた。
今日はすいてるかな？
駐車スペースに車を停めてウエーダーに履き替え、タックルの準備をしていると、先行者が２組４名、引き揚げてきた。
状況を聞くと、朝のうちイナダとハガツオが揚がったが、現在小休止の状態だという。
しまった。
今日入るべきは、こっちだったか。
最小限の装備で軽くジャブりながらャCントに到着すると、そこにはまだ大勢のルアーマンの姿が。
えええ？
朝イチには、いったい何人居たのだろう？
この天気でこの有様なら、普段の週末にはどんな状況なのだろうかと想像して、暗鬱たる気分になった。
後方からしばらく様子を見た後、誰も撃っていなかった端っこの岩に渡ってキャスト開始。
沖合にはいい感じの潮目もできていたが・・・
結局、このャCントでも青物の姿を見ることはできず、轟沈（泣）。
朝イチで入っていれば時合を捉えることができたかもしれないが、竿を振るスペースがあったかどうかは疑問である。
昔は週末でも底物師や上物師が数人竿を出しているだけののんびりした釣り場だったのだが・・・・
房総の釣り場、どんどん少なくなっていくね（泣）。
＜本日の無駄撃ちタックル＞
ロッド：ロッキーショア・パーガトリー１００/１３
リール：SW６０００HG
ライン：PE３号＋フロロリーダー１０号
ルアー：メタルジグ６０～８０ｇ
余談であるが、ア○ック５のャCントカードでたまったャCントを全部使って、６０００番のスペアスプールを取り寄せてもらった。
さっそくPE３号を巻いて、今回の釣行にも携行した。
根鰍ｩりでリーダーを失っても、スプールを交換すればすぐに釣りを再開できて、大変重宝した。
さて、来週からは、早くも９月。
今年の秋は、何を狙おうか。
釣り座確保のためにエネルギーを使う釣りは嫌い。
かといって、釣りをするためにわざわざ平日休みを取ったり、今回のように本降りの雨の中出撃するのも本末転唐ｾ。
私が先にャCントに入ることによって、誰かが悔しい思いをするのも本意ではない。
誰ともバッティングしない、のんびりした釣りをしたい。
となると・・・やっぱりアジングかな？
もちろん、人気ャCントには行かないけど（笑）。
あとは、ハゼ釣りもいいなあ。
楽しみ楽しみ♪
