今週末の管理人は、プレ乗っこみのクロダイ狙い。
早春の釣りの王道、クロダイ。
釣れそで釣れない、クロダイ。
釣り師の憧れ、クロダイ。
昨日雪を降らせた低気圧の影響によるうねりがまだ残っているようだが、堤防での釣りなら何とかなるだろう。（後にこの判断が甘かったことが判明・・・）
つまらぬ浮気心を起こさないように、ロッドケースには１号の磯竿を一本だけ入れて、いざ出撃。
まだ真っ暗な国道１２８号を南下し、いつもの釣り餌屋「釣り侍」で餌を仕入れようとしたところ、なんと突然の「本日休業」。
こら！突然休むな！餌がないじゃないか！
「うーむ」と困った管理人、仕方なくコンビニに立ち寄り、「笹かまぼこ」を一袋購入。
さいころに切って餌にするのだ。
（この時点ですでに暗雲が立ち込めているが、悲劇はまだまだ続く・・・）
更に車を走らせ、当初の目的地の新官港に到着。
駐車場に車を止めて堤防の様子を見ると、いつも必ず先客が居るはずの北側堤防の先端が、今日に限って誰も居ない。ラッキー！
早速荷物を担いで堤防に向かった。
しかし、予想以上にうねりが高い。テトラに打ちつける波のしぶきが、堤防の上まで飛んでくる。
そして、堤防先端に到着し、足元の海面を見ておどろいた。
大きなうねりの影響で、いくつもの渦潮がぐるぐると渦を巻いている。
ほとんど「洗濯機」状態。
「これでは釣りにならん！」と、このャCントは諦め転進することにした。
次に向かったのは、岩和田港。
ここは、外海の荒れた日には程よい濁りが発生し、クロダイ釣りには絶好のコンディションになるのだ。
駐車スペースに車を止めて、堤防先端へ向かう。
ここにも、先客は一人も居ない。貸切だ。
港内も、新官港に比べれば穏やかである。
夜明けまでまだ間があるので、電気ウキをセットして釣り開始。
餌はさいころ状にカットした「笹かまぼこ」。
なんだかなあ・・・。
やがて夜が明け、周囲が明るくなってきた。
足元の海面は・・・、泥水！
「濁り」どころじゃない。
泥水！
ちぎれた海藻が漂い、まるで味噌汁のようだ。
これでは魚など釣れるはずがない。
その次に向かった岩船漁港も同様。
波しぶきが堤防よりも高く上がっており、釣りにならず。
ここで、ある事実にはたと気付いた管理人。
「今日、ここにくるまでに、他の釣り人に一度も会っていない！」
がーん！
こんな日に釣りをしようとうろうろしていたのは管理人だけだったのか・・・。
ちなみに、今日の波がどのくらいだったかというと、
このくらい。↓
（太東漁港にて、午前９時頃）
よいこのみんなは、こんな日に海に行ってはいけません。
