熊本の米焼酎を頂きながら、義援金やボランティア以外になにか釣り人ならではの被災地支援の方法がないかと考えてみた。
球磨焼酎「房の露」くまもんボトル。美味しいです。
熊本には、ロッドメーカーの(株)山鹿釣具(ヤマガブランクス)と、同社と実質一体の(有)リップル(リップルフィッシャー)がある。
また、シマノの子会社で、主にロッドを生産しているシマノ熊本(株)もある。
少し地域を広げて見れば、大分県豊後高田市には旧ダイコーのロッド・コム(株)がある。(あまり報道されていないが、大分県も被災地だ。)
ヤマガブランクスとロッド・コムは他社ブランドのロッドのOEM生産を請け負っているので、自社工場を持たない人気ブランドのロッドの多くも実は熊本/大分で作られている。
フィッシングロッドの「日本品質」は、この地域に支えられているのである。
メイド・イン・熊本/大分のロッドが売れてメーカーの利益が上がれば、法人住民税が自治体に納められ、復興財源に充てることができる。
また、従業員の雇用機会が維持・創出され、支払われた給与は再び地元での消費に回り、マクロ経済学でいうところの所謂「乗数効果」が期待できる。
そしてなにより、「日本品質」の釣具産業を守ることができる。
これはわれわれ釣り人にとっても大きなメリットだ。
メイド・イン・熊本/大分あるいはメイド・イン・九州のロッドを買うにはどうすればよいか。
ヤマガブランクスやリップルフィッシャーは分かりやすいが、それ以外のブランドについては正直どれが九州製なのかよく分からない。
シマノのロッドの上級機種は熊本工場で生産されているようにも思われるが、メイド・イン・ジャパンと表示されるのみでは確証はない。
各ブランドへOEM供給されているロッドとなると皆目分からない。
そこで、メーカーさん、あるいは釣具販売店さんにご提案なのだが、被災地を応援したいという気持ちのあるお客さんがロッドを選ぶときの参考にしてもらうために、「メイド・イン・熊本/大分」ないし「メイド・イン・九州」のシールを作り、該当する製品にペタペタ貼ってみてはどうだろうか。
あるいは、メーカーHPで該当製品を告知するだけでもいい。
心ある販売店さんが、ャXトイットに手書きして貼ってくれるかもしれない。
いかがでございましょうか?
今すぐできる応援も大事。
アタック5のレジ前にも募金箱あります。
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Taro-M
かめやまこ
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