潮待小屋

帰省

 

父の日ということもあり、週末は実家に帰って親父の晩酌の相手をした。

近所のスーパーに買い物に行ったところ、鮮魚売り場には懐かしい瀬戸内の魚がずらりと並んでいた。
そうそう、これだこれだ♪
何だかとても嬉しくなってしまった。




アコウ(キジハタ)は、昔も今も高級魚。
ちなみに一度も釣ったことはない。




シロギスも懐かしい。
小学生の頃、自転車にクーラーと投げ竿一式積んで近くの堤防に行き、一日中釣っていた。
おふくろが心配して迎えに来たっけ(笑)。




ハモは骨切り済み。
夏を感じる魚。




バイガイは全国区かな?
昔はアカニシやツメタガイも売っていた気がする。
やや濃いめの味付けで煮ると、とても美味しかった。




シマアジのアラやら、マダイのアラやら。
田舎の主婦は、アラも捨てずにきっちり使いきるのである(笑)。




出たーっ!
本命魚のネブト(テンジクダイ)。
人気商品らしく、最後の一個も私の目の前で売れていった。




瀬戸内名物「じゃこ天」は、ネブトの練り物である。
じゃこ天作れない主婦は、この辺りではモグリなのだ。




タチウオも瀬戸内ではャsュラーな魚。
新鮮なタチウオは刺身が美味い。




鮎。
子供の頃、近所の川でよく捕まえた。
今思えば、あれはサビの出た落ち鮎だった。
そもそも下流域だし。




この辺りのマグロは境港からやってくる。
輸送技術の進歩の恩恵を受けているのは首都圏も地方も同様だ。

ところで、境港のマグロといえば、先日こんなブログ記事を目にした。
 ↓
http://uminchumogi.blog111.fc2.com/blog-entry-433.html

事実だとすればとんでもない。
小笠原沖の中国サンゴ漁船と五十歩百歩だ。

クロマグロしかり、二ホンウナギしかり。
房総のウナギもそう遠くない将来絶滅するのであろう。
私達が胸に手を当ててよく考えるべきことは沢山ありそうである。


美味しい地魚をつまみながら西条のお酒を頂き、夜遅くまで親父の昔話に付き合った。
いつまでも、というわけにはいかないことは重々承知しているが、少しでも長く元気でいてほしいと思った。


<追記>
お土産にイイダコせんべいと瀬戸内レモン味イカ天を持ち帰ったら、家族から「千葉でも買えるよ」と指摘された。
なぬ!?







そういうことは黙っているのが優しさというものなんじゃないの?(笑)


   

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コメント一覧

管理人
rickeyさん、こんばんは。
理不尽な出来事には、声をあげて異を唱えることが大事なん
だと思います。
すこしでもいいから、世の中が変わることを祈ります。
rickey
かめやまこさん、こんにちは。

無事にお帰りになられたようで何よりでした。
生在る者にはいつか・・・それまでは元気に笑顔が一番ですね~
お国(官僚)のやることは何時の世も大義名分が立てばどんな道理も通ります。
色々人目に触れさせてはいけない事には蓋をしています。
良いことには拡大解釈も必要でしょうが、私利私欲に走ってはいけませんね~。
家族だから言える一言も、そんな時は産直だと豪語しましょう。(^^)
管理人
びっちゃさん、おはようございます。
はっきりクロと断定されない限り、スャ塔Tーの
不興を買う報道はできないのでしょう。
マグロが漁獲制限されても、消費者レベルで見れば
決して生活必需品ではないし、中長期的な資源保護の
ためだときちんと説明すれば理解を得られるはず。
管理人
キャロルさん、おはようございます。
夏の京都でいただくハモはまた格別なのでしょうね。
なんという贅沢な楽しみ方。
羨ましいです♪

びっちゃ
実にけしからん!
砂堀りだけでもブチ切れそうなのに。
なぜかメディアは知らん顔する一方、、オスプレイでムツゴロウや海苔に影響が出ると騒ぐんですよね。

火炎瓶ばんばん投げ込んでいいよ。
キャロル
 かめやまこさん
 私は海無し県育ちですから、食文化がほんとうに貧しいです。冷凍技術、輸送手段の発達で、いまはかなり改善されてきていますが、私の子どもの頃は、海の魚のお刺身は、それだけで高級食品でした。ハモなどは、関西に就職して初めて知りました。祇園祭に欠かせないハモです。きんきんに冷やして梅肉で食べる落としは、なんともいえない味わいです。京都の錦市場の専門店で購入し、東京に持って帰ると、家族はみな喜んでくれます。
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