小湊の某磯で惨敗を喫し、うなだれながら家路に着いた管理人。
昼までには家に帰らないといけないのだが、ちょっとだけ確かめたいことがあって、KU漁港に立ち寄った。
市場前の岸壁に着いてみると、そこにはちょうど玉網で何かを掬って大騒ぎしている外房釣師会のブラックサーフさんご夫妻とすぎさんの姿。
ヒラメでも釣ったかと駆け寄って見てみたら、可愛いコウイカだった（笑）。
イカスミで真っ黒になったバッカンを覗かせてもらうと、なんと、いい型のコアユをたくさん釣っているではないか！
一番大きいのは１１センチだとか。立派な若鮎サイズである。
良型のコアユ（なんか変な日本語だけどｗ）が釣れているという噂は本当だった。
これは、このまま素通りして帰るわけにはいかない。
３０分一本勝負で釣ってやろうじゃないか！
早速いつもの１１尺（３.３m）の硬調子ヘラ竿を取り出し、フラッシャー付ワカサギ仕鰍ｯ２.５号をセットして、ブラックサーフさん達の隣で釣り開始。
最初のうちはアユの姿は見えなかったけれど、やがて群がやってきて、好調に釣れ始めた。
シーズンインしたばかりの頃は表層に群れていたアユも、サイズアップした今は少し深いところ（１～２ｍくらい）を回遊しているようだ。
サイズはまちまちで、レギュラーサイズに混じって時折１０センチオーバーの若鮎サイズも食ってくる。
いやあ、とっても楽しい♪
やっぱりおいらは「真正」小物釣師（笑）。
そうこうするうちに、釣師会のメンバーが続々と岸壁に集まってきた。
これからみんなで某所に移動してアウトドア宴会を始めるのだそうだ。
残念ながら管理人はお付き合いできないので、泣く泣くお見送り。
ふと時計をみると、予定の３０分をすでに大幅に超過している。
やべえっ！
大慌てで荷物を片付け、すっ飛んで帰った管理人でありました（笑）。
本日の釣果は５１匹。
一匹ずつ抹茶衣をつけて、カリッと天麩羅にした。
ほんのりとお茶の香りのする若草色の鮎天。
パラパラと塩を振って、さあ召し上がれ♪
