雑記

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高校時代から読み続けている本

2010年03月25日 07時55分30秒 | 雑感
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 高校の物理の先生にすすめられたか、授業で使ったのか忘れましたがいまだに取り出して繰り返し読んでいます。

 1970年に初版発行、以来57刷28万部発効のベストセラーです。私の本は紙も茶色くやけてしまっています。

 高校時代は唯一0点をとった科目である苦手な物理学ですが、この本にめぐりあえたことは幸せでした。

新装版 マックスウェルの悪魔 (ブルーバックス)
都筑 卓司
講談社

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 物理学をわかり易く解説しているのみならず、エントロピー増大の法則(宇宙ではすべての不確かさ、でたらめさは増大するという法則)をもとに社会学的な考察、ひいては現代文明にまで警鐘をならしている名著です。

 最終章「カタストロフィー」でふれている未来予測のところは今読むと圧巻です。(30年前に物理学者が書いた本ですよ) 

マックスウエルの悪魔はエントロピーを減少させることのできる架空の存在ですが、人間がその賢さゆえにエントロピー増大に拍車をかけていると指摘しています。

 エントロピーの増大が招く文明危機。いまこそ人間自身がこの悪魔の役割を果たすべき時なのかもしれません。

 この本のおかげで、私は人間もまた宇宙の法則にしたがって生きている存在であることを確信するようになりました。「理にかなう」といういいまわしがありますが、この最上位にあるのが宇宙の真理なのだと思っています。

 

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ご拝読ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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