Silvioの「最後に笑う者が最もよく笑う!」日記

日々の暮らしの中で、関心のあること、疑問に思うこと、ノスタルジーを感じることを綴っていく日記。

雅子さまのこと、ココロのこと

2005-06-01 02:25:40 | 国を想う
 この前、このブログで皇室について書いたところ、ブログ開設以来のアクセス数になりました。パチパチ!みんな関心あるんですね。

 そして、今皇室で最も注目を集めているのは、天皇・皇后両陛下ではなくて、雅子さまでしょうね。報道されてることからすれば、要は「ココロがカゼをひいた」状態なのでしょう。Silvioの周囲でもココロがクラッシュした人、けっこういますね。そういう人は真面目で、今まで受けたことがないストレスを感じたりしたから、ココロが防御反応したってところでしょう。

 ただ、雅子さまのことは、個人や周囲だけですまなくて、皇室ひいては国家にかかわることですから。なってしまった以上は治るまで見守るしかありませんが、これまでの経過の中で反省すべきは反省し、復活の過程も後世に禍根を残さないものでなければならないでしょう。

 ある雑誌で渡部昇一が、「雅子さまはお覚悟不足ではなかったか。」という趣旨の発言をしていました。全く同感です。世の中は雅子さまに同情的ですが(国民として当然ですが)、皇室の伝統や国民統合の象徴としての振る舞いが求められる存在に必要な覚悟をなかなか持てなかったんじゃないでしょうか。

 皇族は平民とは違うわけです。憲法が定める「法の下の平等」のまさに例外的存在ですが、誰も皇室にその原則を当てはめようとしたり、平民側の論理に近づいてほしいなんて考えていません。皇族は皇族らしい行動を国民は期待し求めるわけです。それに応えられないことが分かっていれば、皇室に入るべきではなかったし、冷静な判断とよほどの覚悟をして皇族になられたものだと思っていました。

 ちょっと冷たいですか?雅子さまくらいから下の世代は心がクラッシュしやすいんですかね。そんな傾向があるような気がします。Silvioも退嬰的な性格がしばしば頭をもたげるので、人のことは言えないんですが、それでも自分の精神のバランスの取り方は、長年生きてきて自然と身につけましたね。これ以上ココロがクラッシュするような素質を持った人が増えないように、社会的取り組みが必要かもしれません。