ペンションの裏山は・・・
こんな木々。
近づいて見たら・・・
こんな木々。 若葉がとてもみずみずしい。 きらきら輝いてる・・・という感じ。
春浅いこの地で、やさしい、のどかな、のんびりとした・・・・。
こんな木々の色合いを 「萌木色=もえぎいろ」 と言うのでしょうか?
なんとも言えずやさしい 色 ですね。
ところで、 「もえぎいろ」 にはこんな3つもの漢字が用意されているようです。
「萌木色」 「萌黄色」 「萌葱色」 みんなおんなじ読みです。
何が違うのでしょう?
【萌木色】
日本の伝統色名で、黄緑色を表す代表的な色名は、なんと言っても萌葱であ
る.萌葱 と書くとネギ(葱)の新芽のような色と言う事になり、萌黄では黄の感
じが強く、萌木とすると、春の木の葉が萌出る印象を表しているように感じる。
どの字を使うかで、色の印象までが若干違ってくるように思えるのは表意文字
の感じの面白さであろう。
古い伝統色名は、だんだん忘れられて、日常生活では次第に慣用されなくなっ
てきているが、「もえぎ」という色名は、現代っ子の小学生にもよくわかる色名だ
という。彼らも木の芽や若葉がもえ出る萌木を連想するらしい。この色名も、
規則的な四季を持つ気候帯の住人の、自然賛歌を表していることは明かで
ある。 福田邦夫・著 「日本の伝統色」より
らしいです。 ご参考に。
緑もいいけれど、赤もきれいです。