人間の使命は生産ではなく浪費である

2023年終了、引続きこの番組はHOLDOUT、Hello Mr.Channelの提供でお送り致します。

GOAL

2006年06月23日 07時13分09秒 | 駄文
悔しい。何でこんなに悔しいんでしょうか。何で涙が出るんでしょうか。スポーツを見てこんな感情になったのは初めてです。でもサッカーって愛国心が低い日本にとっては、ほぼ唯一と言える国としての意識が高いスポーツだと思います。だからなのかしら。何かもう悔しくて悔しくて。



で、試合を観終わって色々考えてたんですけど4年前にトルコ戦で負けた後、皆さんは4年後のドイツ大会はどう予想してました?自分は日韓大会が余りにも上手くいっていたんで次は1次リーグ敗退だなって予想してました。まさにその通りでした。やっぱこういう悔しい想いって必要なんすか?

話は変わりまして前回共に開催した韓国。今大会も好調を維持し1次リーグ突破は間違いないでしょう。でも、韓国もここまで来るには何回も負け続けた歴史があります。実は韓国って日韓大会で(確かポーランドだったと思うけど)勝つまでワールドカップで勝てた事ってなかったんですよね。だから何だって言われりゃそれまでですけど。



前置きはこの辺にして3試合を振り返ってみたいと思います。4年後に自分で読み返すためにもー

・オーストラリア戦
うーん、やっぱこの試合が全てだった気がします。今思うと。攻撃陣に関してはクロアチア戦でのミスがやたら叩かれてますが、この試合の攻撃陣の方が酷かったと思います。まず走れてない。そして中盤にボールが収まらない。パスが全然つながらないし、選手が連動できてない。何故っていうくらいに。チェコが予選落ちしたのも中盤でボールをキープ出来なかったからでしょ。というわけで点が入らない=FWを攻め立てるのはいかがなものか。確かにむかつくが。そして、今だから言えるが宮本を中心とした3バックに腹がたった。何がしたいのか良く分からなかった。今大会で1番がっかりしたのは宮本でした。何か全然冴えなかったじゃん。

・クロアチア戦
間違いなく今大会で1番良かったゲーム。トルシエの時は3-5-2がベストだと思いました。そしてそれを僕も引きずってました。日本はやっぱ3-5-2だろみたいな。でも結果としてジーコは日本を4-4-2のチームに変えた気がしました。それがこの試合で証明されていた気がします。攻撃が良くなる気がします。サイドから攻めやすくなるからですかね。3-5-2だと何か皆が調子良くないと機能しない気がしてきました。たまたまドイツ戦で上手くいっただけで。4-4-2の方が安定する気がする。それは守備に関しても言えると思います。で、試合に話は戻りますが危ないシーンが多々ありましたが良い攻撃シーンも多々。柳沢に決めて欲しかったですけど、あれを外すあたりが日本のFWのクオリティー。過去にもあんな経験はいっぱいあったじゃないですか。つーことで頑張れFW。悔しいぞ高原。好きだぞ高原。

・ブラジル戦
前半で踏ん張りきれなかったのが全てじゃないかと思いました。後半は何か気持ちが切れてたのかもしれませんね。後半のチャンスは無かったですし。それにしてもブラジルは強かった。まさに横綱相撲。余裕が違いましたわ。100%じゃなくてあれだけのクオリティーを出すんだもの。相手にして更に凄さが分かりました。でも1点を決めることが出来てホントに良かった。それが唯一の収穫だったんじゃないでしょうか。巻は頑張ってましたよ。巻も好きです。点を決めた玉田がどうも好きになれませんが。



日本の課題ってのが沢山分かった大会だったんじゃないでしょうか。4年後はどんな感じになってるんでしょうか。ルマンの松井、ジェフの阿部、ジェフの水野、ヘラクレス(だっけ?)の平山、ヴェルディの怪物くんの森本。この辺が代表を引っ張っていってくれるんじゃないんでしょうか。頑張れ。自分も今まで以上に応援します。俊輔や中田のくやし涙が4年後に生かされることを願ってやみません。この4年間で間違いなく日本は強くなったと思うんですけど、もっともっと強くなって欲しいです。お願いします、川淵キャプテン。まずは監督選びからですね。



最後にジーコは4年間で何を残してくれたんでしょうか。基本的に叩かれるキャラでしたよね。ジーコって。いじめられっこでした。でもFIFAランクはなかなか落ちませんでしたね。今もトップ20にいるし。日本は強くなったと思います。簡単に負けなくなったと思います。そして何て言っても4-4-2を日本に根付かせたと思いますし。無理して続けた甲斐がありましたね。でもジーコが出来なかったことは新たな世代の発掘じゃないでしょうか。後が全然続いてない。これはまずい。ここが次のワールドカップのネックですよね。



つか書き過ぎました。日本のサッカーの為に何にも出来ませんけど語りました。語り過ぎました。何かもう疲れました。寝ます。あぁサッカーしたい。しよう。サッカー楽しいなー 間違いなく音楽と同じくらい好きだ。そりゃ音楽の方が好きだけど。ウイイレやりたいわー

今日の1曲 OASIS「WHATEVER」
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Little Death

2006年06月18日 12時10分16秒 | ACBDEFG
何か毒吐いたらテンション上がってきた。つーことでACBDEFG。僕の好きなようにレビューを書かせていただきます。

第11回 PRIMAL SCREAM「riot city blues



このコーナーを始めて1つのバンドが初めて2回目をたたき出しました。やっぱ最高だよプライマル。このアルバムは日本盤が先行で出てしまったんで歯がゆい思いをしながら1週間輸入盤を待ってました。

つか急にこれを書こうと思ったのにはやっぱ訳があって、凄いお気に入りの1枚であることは間違いないんですけど、ここにレビューを書く気はなかったんですよ。で、たまたまこのアルバムに関するレビューを色々読んでたんですよ。まぁ否定的な意見があるのは予想してたんです。でもそれが余りにもカンにさわる内容だったんで思わず…

んじゃ僕の感想を書いていきますか。いや素直に最高のアルバムだと思います。昔レビューを書いたスクリーマデリカも死ぬほど大好きですけど全然違う感じで大好きです。スクリーマデリカが何でもありのロックだったなら、このアルバムは混じりっけなしの純度100%のロックです。だからこそ否定的な意見が沢山出るんでしょうね。

で、否定的な意見を挙げる人ってのはこのアルバムに彼らの成長を全く感じられないからって人が多かったです。例えば適当に作ってるみたいな。んで、一緒なくくりで言われるのが4枚目のアルバム。確かにあれは適当だって言われても仕方ないかも。自分達でも認めてるし。でもあれとは全然違う。テンションが違う。んなもん1回聴けば猿でも分かる。

で、自分達のルーツであるパンク、カントリー、ブルース色が強い曲が多い。久しぶりにバンドサウンドだけだし。でもそれの何がいけないんでしょうか。自分にはこのアルバムは凄く新しいっていうか今のロックって感じで聴こえます。凄くポップで聴きやすいし。先鋭性があるからっていっても聴く人を寄せ付けない独り善がりの音楽って最悪じゃないですか?自分達のその時点でのベストを尽くして多くの人達から受け入れられる。これがベストじゃないかと思うわけです。決して退化じゃなくて。

多分、今作を否定してる人達が望んでいたようなアルバムは間違いなくそれまでの数作に似通った感じになると思います。逆に今までの流れを捨て去った行為とかえらい挑戦だし進歩じゃないですかね?



まぁいいや。とにかく凄く最高にテンションが上がる10曲のロックがあります。興味ある人はどうぞ。後悔はしませんよ。

今日の1曲 PRIMAL SCREAM「Dolls(Sweet Rock'n'Roll)」
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