人間の使命は生産ではなく浪費である

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Little Death

2006年06月18日 12時10分16秒 | ACBDEFG
何か毒吐いたらテンション上がってきた。つーことでACBDEFG。僕の好きなようにレビューを書かせていただきます。

第11回 PRIMAL SCREAM「riot city blues



このコーナーを始めて1つのバンドが初めて2回目をたたき出しました。やっぱ最高だよプライマル。このアルバムは日本盤が先行で出てしまったんで歯がゆい思いをしながら1週間輸入盤を待ってました。

つか急にこれを書こうと思ったのにはやっぱ訳があって、凄いお気に入りの1枚であることは間違いないんですけど、ここにレビューを書く気はなかったんですよ。で、たまたまこのアルバムに関するレビューを色々読んでたんですよ。まぁ否定的な意見があるのは予想してたんです。でもそれが余りにもカンにさわる内容だったんで思わず…

んじゃ僕の感想を書いていきますか。いや素直に最高のアルバムだと思います。昔レビューを書いたスクリーマデリカも死ぬほど大好きですけど全然違う感じで大好きです。スクリーマデリカが何でもありのロックだったなら、このアルバムは混じりっけなしの純度100%のロックです。だからこそ否定的な意見が沢山出るんでしょうね。

で、否定的な意見を挙げる人ってのはこのアルバムに彼らの成長を全く感じられないからって人が多かったです。例えば適当に作ってるみたいな。んで、一緒なくくりで言われるのが4枚目のアルバム。確かにあれは適当だって言われても仕方ないかも。自分達でも認めてるし。でもあれとは全然違う。テンションが違う。んなもん1回聴けば猿でも分かる。

で、自分達のルーツであるパンク、カントリー、ブルース色が強い曲が多い。久しぶりにバンドサウンドだけだし。でもそれの何がいけないんでしょうか。自分にはこのアルバムは凄く新しいっていうか今のロックって感じで聴こえます。凄くポップで聴きやすいし。先鋭性があるからっていっても聴く人を寄せ付けない独り善がりの音楽って最悪じゃないですか?自分達のその時点でのベストを尽くして多くの人達から受け入れられる。これがベストじゃないかと思うわけです。決して退化じゃなくて。

多分、今作を否定してる人達が望んでいたようなアルバムは間違いなくそれまでの数作に似通った感じになると思います。逆に今までの流れを捨て去った行為とかえらい挑戦だし進歩じゃないですかね?



まぁいいや。とにかく凄く最高にテンションが上がる10曲のロックがあります。興味ある人はどうぞ。後悔はしませんよ。

今日の1曲 PRIMAL SCREAM「Dolls(Sweet Rock'n'Roll)」
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