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なんでバンドを組んでるんですかって質問には、仲間がいるからってのが正解なんでしょう。

もちろん大前提に音楽が好きってのがあるにしても。

一昨年のリバティーンズの再結成をYouTubeで観ていたら、ホントに泣けてきた。

今のバンドを始めて6年が経ちました。時間がなにかを示す訳じゃないけど、要はそういうことです。

ローゼズに憧れ、目指し続けた始めたその昔。絶対的な仲間と一瞬かもしれない確固たる音楽性。それはメンバーの脱退で脆くも瓦解しました。

その後、プライマルに向かうべきだと気付き始めた今の（流動的な）仲間とそのスタイル。しかしその根底にはストーンズとパンクが流れています。

決して正面からはぶつかっていかず、逃げながらすり抜けていく。緩くしなやかに流れるように。でもしっかり根ははっている感覚。

これが自分たちの目指す形であり、当初からのコンセプトなはず。


このサイトを終えると宣言してからというもの、期せずして終わりや区切りみたいな機会がこの半年の間に相次ぎました。

フジでのローゼズや、銀座のあの店、友人の結婚、韓国での再開、アジカンのライブやエヴァの新作なんかもその一環です。

いい加減焦点絞って、よく言われる選択と集中って奴に取り組みたいと思います。過去からの流れは止めずも、自らでも流れを作らなきゃなと。

世の中はなにかと二元論で物事を捉えたがりますが、実際にそんなに割り切れることなど、金か利権が絡み無理に分けただけに過ぎないのでしょう。

これからはより境は曖昧になり、ボーダレスになるならば、逆に日本人らしく積極的に物事を曖昧にしていけば良いのではないか。

ありがとう。さようなら。また必ずどこかで会いましょう。