おうちでカクテル

きまぐれにカクテル作ります。

6日目 アンコールワット③

2007年03月07日 03時23分45秒 | 

この日はね、アンコールワットに朝日を見に行く予定やってん!
アンコールワット越しに見る朝日っていうのも名物の一つでぜひ見て帰らなあかん!
ってことで前日のバイタクのドライバーと5時に待ち合わせ。

で、前日にばっちり目覚ましセットして就寝。
でも・・・
起きたら外明るかったよ(笑)


やっちゃったー(汗)
なんてあせりながらもゆっくり身支度整えて外に出てみたら
ドライバーのナラがしっかり待機してた。

「5時から待ってたんやで~(笑)」
・・・ほんと申し訳ない。


まあ過ぎたことは仕方ないと勝手に割り切って今日の観光コースの決定と値段交渉スタート!
昨日はあれだけ回って5ドルやったし~?
って感じでかなり大回りのコースで8ドルで交渉スタート。
向こうが提示した金額は15ドル。
寝坊がここで利いてきて10ドルで交渉成立。
(実際は向こうの提示額の半額以下で行けるよ、たぶん)


最初のほうは朝早いってこともあって涼しくてすごい順調に遺跡見学してた。
で、途中でナラが

「ここ俺んちやねん。」

なんて自宅紹介。
ぶっちゃけ高床式住居。
庭には10以上の子供。
想像以上の劣悪な環境やった。言葉が出なかった。


その後も見せたいものがある、って言って変な脇道に入っていった。
すぐに急な坂(崖?)が見えてきて

「ここ登っていくねん!」

なんて笑顔で言ってきた。
せっかくやし登っとこ!
って軽い気持ちで登り始めたらすんごいきつかった。
絶壁登ったら次は500段以上の階段。
登りきった~!
と思ったらまた急な坂道。
なんでやねん!!
って断念して休憩とって振り向いた瞬間、

まじ絶景!!
写真では絶対につたわらへん。
まさに君にも見せたい風景!

「子供のころからここにはよく遊びに来てたんだ!」

って無邪気に笑うナラ。
すごい羨ましく見えた。

こんな環境で育ったらジャイアンも優しくなっちゃうよ!



頂上には崩れた寺院と仏像。
こんなとこまで戦争にまき込まれてんな~、ってしみじみ。

戦争終わってから建て直されたお寺に寝そべってナラの昔話。
床がひんやりしてて気持ちいい。


なんだかんだでナラとは親友宣言してしまった!
言葉があんまり通じなくてもすごい嬉しかった!!


いざ帰る時もあの道のりを・・・
でもずっと絶景をみながらやから苦にならへん!
天気良かったし、地平線まで見渡せて
見えるものと言っても草原、木、ところどころに家屋、ぐらいなもん。
おれが想像してたアジアそのもの。
もうホンマに最高!!


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そんな良い一面も見たけど反対も見てしまった。


どこの遺跡に行っても小さな子供がおって
「ワンダラー、ワンダラー」
ってお金せがんでくる。
聞けば学校に行けないからとか・・・
前も言ったけどほんま国民のために金使えよ、カンボジア!!

それにそんなことを言いつつも結局1ドルすらあげなかった自分含め観光客。
それだけ金持っててたったの1ドルもあげられない・・・
人間って何なんやろうね?



じゃあ、今日の遺跡プレイバック!!

・プリア・カン
 仏教の壁画の仏ってほとんど剥ぎ取られてるんやなー、って思って残念。
 金剛力士像は壊れてた。

・ニャックポアン
 中央池以外は枯れてた。
 大きな顔だけの彫刻があるんやけど、それのレリーフがウマ、ライオンって!?
 むしろライオンとかおったんかいな?

・タ・ソム
 仏教系の遺跡は木の成長がやばい!
 当時のおしゃれ事情を表す壁画は興味深い。

・東メボン
 頂上付近にレンガを焼いていたと思われる窯があった。建設後も使ってたんかな?

・バンテアイ・サムレ
 めっちゃかわいい女の子いた。
 一緒に遊んでなごんだ。

・連れて行かれた所
 まさに自然美!

・ロレイ
 小さい。
 仏像がカラフルで顔がつの丸先生が作ったかのようにぶさいく(笑)

・プリアコー
 祠堂の扉のところどころに恐い顔がある。
 彫りかけの像が多数存在した。

・バコン
 ピラミッド型。非常にシンプルなつくりで個人的に好き。
 ただ周りに生えてる草がジーパンに刺さってむっちゃうざい。
 遺跡より前に建ってる学校のほうが目を奪う(笑)




今日の支出

 ・バイタク    11ドル(1ドルは寝坊のお詫びとチップ)
 ・パイナップル  0.5ドル
 ・ジュース     1ドル
 ・レモンシェイク 0.5ドル
 ・晩御飯      4ドル
 ・ゲストハウス   2ドル


旅計 3711B+106.3ドル



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