辛口評のゲンゴです(^^;
3回目はPearl。国内外問わずそのサウンドと品質は高く評価されるご存知人気のドラムメーカーですよね!
ドラムに興味を持ち出した頃から数多くのPearlドラムに触れさせて頂きましたが、当時から憧れの「president」シリーズ(写真)は特有のサウンドと相まって手離せないドラム。そう!70~80年代の「あの」サウンドです(笑)
presidentは、当時国内唯一無二のファイバーシェル。同社ハイエンド機種がメイプル(カエデ系木材)シェルに対し、更に上位の位置付けで発表されたこのシェルは、極薄く(細かく)成形された木質系素材をフェノール樹脂で固めた物。はい、人体にとても有害なコトで有名(笑)な「ホルムアルデヒド」が素材のフェノールレジンです。
耐熱性に著しく優れ加湿変形を起こさない特性から、高温多湿な日本の気候に適している?という拡大解釈、ひいてはチューニングが安定している。さらには木材シェルより良く鳴る!というファンタジーまで流布される始末(笑)
しかし物理的特性に優れるから良い音がする?は明らかに間違いですよね~(笑)
どちらかと言えば、ソバ鳴り(=近鳴り)で、いわゆる「マイクのり」の良いドラムです。
私は上記理由からフロアタムの鳴り方が気に入らず、フロアのみ同社後発のファイバーグラスシェル=FRP(ガラス繊維をフェノール樹脂で固めた物)にセット内容を組み換えて使用しています😉
もしもSiestaのステージで この青いドラムセットを見る機会がありましたら、このブログ記事も一緒に思い出してもらえれば嬉しいです(^^)v
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