あちゅこの覚書

”柴犬めろんの日記”の別館、あちゅこの覚書です。

可愛いお友達

2006年06月22日 | ワンコ
愛犬めろんの朝の散歩で時々会う、可愛いMIX犬の女の子がいます。
推定10ヶ月。なぜ推定かというと、捨て犬だったからです。
飼い主さんの離れて暮らす息子さんの友人が、捨てられていた2匹の子犬を拾いました。
そして1匹はその友人の、もう1匹は息子さんが「お母さんが飼ってくれなきゃ保健所に行ってしまう」とお願いしてその飼い主さんの家族になりました。
その子は本当に穏やかでありながら活発ワンコ同士の挨拶も遊びも慣れたものそれに人懐っこい
「本当に可愛くていい子ですね~」とお話すると、飼い主さんは
「多分、2ケ月くらいまで母犬と兄弟と一緒にいたみたい。人にもなれてるから可愛がられてたんじゃないかなぁ、と思うの」とおっしゃいました。
確かに、最低でも2ケ月親兄弟と過ごせば社会性が身につくと思う。それに可愛いと思うからこそ、親から離しても大丈夫!と思えるまで育ってから捨てたのかもしれない。
だけど犬を捨てるという行為は・・・やはり許せない。
こんなに優しい飼い主さんと出会えたからよかったけれど、そうならない事だって充分すぐるくらい有り得る。命の尊さをどう考えているのか!
今は幸せそうな笑顔のそのワンコと飼い主さんを見ながら、悲しい現実があった事を思うとちょっとだけ涙が出た。
もしも運命というものがあるのなら、この子はこの飼い主さんと出会うために捨てられたのかもしれない・・・なんて思った。

真っ直ぐに私を見つめるめろん。純粋に飼い主を信頼する犬を裏切る事は絶対出来ない!